ポイント還元率とは!?高還元率クレジットカード特集
近年クレジットカード業界では改悪が相次ぎ、高還元カードも次々と新規募集を停止しています。
ポイント還元率は、カードのお得さの目安です。還元率のパーセンテージが高いほどポイントはよく貯まりますが、年会費も含めて考えなければいけません。
今回は、年会費無料のクレジットカードの中から、還元率が高いカードを抜粋してご紹介していきますね。
ポイント還元率とは!?クレジットカード還元率の基礎知識
クレジットカードを利用すれば利用金額に応じてポイントが付与されます。まずはクレジットカードのポイント還元率について、少し解説しておきましょう。
クレジットカードによって還元率は異なり、一般的に流通系クレジットカードはポイント還元率が高く、銀行系クレジットカードはポイント還元率が低い傾向にあるのです。
ポイント還元率とは!?
ポイント還元率とは、利用した金額に対してポイントが獲得出来る割合のことです。獲得ポイント数を円に換算し、利用金額で割った率となります。
- 100円利用1円分のポイント:還元率1%
- 200円利用で1円分のポイント:還元率0.5%
- 1,000円利用で5円分のポイント:還元率0.5%
100円利用で1円分のポイントがつく場合の還元率は、1%となるということですね。
基本還元率が1%以上ならお得なカード
まずは基本の還元率を抑えておきましょう。近年では高還元カードの改悪が相次ぎ、基本還元率(標準還元率)が1%あるカードなら充分お得だと言えるでしょう。
でもこのようなカードは極一部に過ぎず、多くのカードの還元率は0.5%止まりです。
標準還元率のレベル判定
- 0.5%:一般的
- 0.75%:やや高い
- 1.0%:高い
- 1.2%~1.5%:かなり高い
ただ利用次第で標準還元率にポイントが上乗せされるので、実際の還元率はもう少しアップすることも。ポイント優遇店などの兼ね合いで、標準還元率が低いからといってメリットのないカードとは限りませんよ。
標準還元率でも特典でポイントアップ
通常クレジットカードは、一定の条件下においてボーナスや特典という形で還元率がアップします。例としては以下のようなものです。
- 指定オンラインモールを経由する
- 還元率が上がる特約店で利用する
- 誕生月など一定期間内のカード利用
- 一定金額以上カードを利用する
中でも各カード発行会社が運営するオンラインモールは、経由して買物すればポイント倍率が大幅にアップしますよ。
クレジットカードには通常いくつかのポイントアッププログラムが用意されており、それらを上手に組み合わせれば、どなたでも還元率を底上げすることができるのです。
クレジットカードを選ぶ際には、ベースの還元率の高さだけでなく、ポイントプログラムの充実度や、自分がよく利用するお店の還元率も是非チェックしてくださいね。
ポイントは有効期限が切れる前に使い切ろう
ところでせっかく貯めたポイントも、そのままでは消えてしまうってご存知ですか?ポイントには有効期限があるので、放ったらかしにしていると古いものから順に失効してしまいます。
ポイントが失効する期限は、以下のようにポイントプログラムによっても全く違うので、カード入会後は必ずご確認を!中には簡単な手続きで期限を先送りできる場合もあります。
- 1年
- 2年
- 延長条件あり
- 無期限
ポイントは使うからこそ現金払いよりお得になるものであり、貯まったポイントを一切利用せずに失効させてしまっては、意味がありません。
「期間限定ポイント」の有効期限は短いことに注意
特に通常よりも早く失効する「期間限定ポイント」の取り扱いにいは要注意です。
- 通常ポイント:ポイント有効期限まで使える
- 期間限定ポイント:一定期間内しか使えない
例えば、楽天カードの場合、キャンペーンなどで高倍率で獲得できるポイントには、期間限定ポイントが含まれているのです。
常に使い切っていれば、有効期限の近いポイントから順に消化されて無駄がありません。それには貯めることばかりでなく、有効なポイントの使い道を考えておくことも大切ですね。
さて次章からは、いよいよ還元率が高いクレジットカードをご紹介していきます。
年会費無料で高還元のクレジットカード新登場!JCB CARD W(plus L)
2017年10月24日より、JCBより高還元クレジットカード「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」が新しく発行されました。
39歳以下の方対象の、高還元でハイスペックのクレジットカードです。
年会費無料!基本還元率1.0%のJCB CARD W(plus L)
JCB CARD Wのポイントは通常カードの2倍の為、基本還元率が1%と高還元です。しかも年会費は永年無料!39歳以下の方限定ですが、一旦入会してしまえば40歳すぎても引き続き利用を継続頂けます。
JCBパートナー店であるセブンイレブンやAmazonでJCB CARD Wを利用した場合、還元率は2%と非常に高還元です。
また、海外旅行保険や海外利用分ショッピング保険も利用付帯しますので、39歳以下の方は今が入会のチャンスですね。
JCBカードならQUICPay(nanaco)でポイント2重取りもできる
QUICPay(nanaco)をセブンイレブンで利用すると、nanacoポイントとJCBのポイントの両方を一度の支払いでもらうことができます。
セブンイレブンはJCBパートナー店ですから、JCBのポイント2%にnanacoポイント0.5%を合わせて、合計還元率が2.5%まで上がりますよ。
少額決済が多い方におすすめ!オリコカード・ザ・ポイント
Orico Card The POINT(オリコカード・ザ・ポイント)は、年会費が無料ですから維持コストが0円です。
維持費0円ですから獲得したポイント分、そっくりそのままお得という事になりますね。
基本還元率が1.0%!年会費無料のオリコカード・ザ・ポイント
Orico Card The POINT(オリコカード・ザ・ポイント)はベースの還元率が1.0%なので、一般的なカードよりもおトクなのです。
例えば10万円使った時のポイント獲得数を比べてみると、以下のようになります。
カード利用10万円に対して付与されるポイント
- オリコカード・ザ・ポイント:1,000ポイント(1,000円分)
- 一般的な(還元率0.5%)カード:500ポイント(500円分)
ここで注目して頂きたいのは、カードを使えば使うほど両者の獲得ポイント数の差は開いていく一方だということですね。
入会後半年間は還元率2.0%
Orico Card The POINT(オリコカード・ザ・ポイント)が凄いのは、新規入会後の半年間、なんと基本の還元率が2倍の2.0%になることです。
今どこを探しても年会費無料で基本還元率が2.0%のクレジットカードは見つかりません。入会前には是非必要な物や使いたいサービスをリストアップしておきましょう。
ただ上限は5,000ポイントなので、2.0%が適用されるのは総額25万円までとなります。
100円単位のポイント付与も高還元の理由
Orico Card The POINT(オリコカード・ザ・ポイント)は100円単位でポイントが貯まります。クレジットカードの中には1,000円単位でしかポイントが貯まらないカードも数多く存在しているのです。
同じ1%の還元率でも1,000円単位でポイントが付与されるケースと、100円単位でポイントが付与されるケースでは、長い目でみると大きな差が生まれます。
7,900円の商品を購入したケースを例に考えてみましょう。
- 1,000円単位で1%のポイント→70円分のポイント
- 100円単位で1%のポイント→79円分のポイント
上記の例では同じ還元率でも1,000円単位と100円単位では、ポイントに9円分の差がでます。たとえ9円でも長い目で見れば大きな金額になりますし、カードの利用回数が多ければ、その分差がつくのです。
月の累計金額に対するポイント付与も高還元の理由
Orico Card The POINT(オリコカード・ザ・ポイント)が高還元な理由は、100円単位でのポイント付与だけではありません。
月の累計額(利用金額の合計)に対して100円単位でポイントが付与される点も高還元の理由の1つです。
カードによっては利用毎にポイントが付与されるカードも多数存在しています。たとえ100円単位でポイントが付与されても利用毎でのポイント付与では、毎回端数が切り捨てられてしまうのです。
890円の利用を10回:月累計8900円:80円分のポイント獲得
890円の利用10回:月累計8900円:89円分のポイント獲得
上記の例では月の利用額が同じでも、利用毎に対するポイント付与と月の累計額に対するポイント付与では、9円分差がつきます。
同じ還元率でも、利用毎にポイントが付与されるカードと、月の累計金額に対してポイントが付与されるカードでは、端数分差が生まれるのです。
Orico Card The POINT(オリコカード・ザ・ポイント)は、100円単位で且つ月の累計金額に対してポイントが貯まりますので、高還元カードとしておすすめのクレジットカードと言えるでしょう。
2種類の電子マネーでもポイントが貯まる
クレジットカードでポイントを貯める時に常に心がけたいことは、現金決済を極力避けること。できる限りカードを使って、ポイントの取りこぼしを防ぎます。でも時にはカード決済しにくい場合もあります。
例えばコンビニでコーヒーだけ買うのにカードを出すのは、ちょっと気が引けますよね。そんな時に便利なのが電子マネーです。電子マネーならば、レジのリーダーにかざすだけで手軽に支払いが完了します。
実はOrico Card The POINT(オリコカード・ザ・ポイント)は、以下の2種類の電子マネー標準搭載の、とても珍しいクレジットカードなのです。
少額の場合は、標準搭載の2種類の電子マネーも活用しましょう。こちらでもポイントが貯まりますよ。
実質年会費無料!基本還元率1%!ローソンや高島屋で高還元dカード
dカードは初年度の年会費が無料です。次年度以降も年に1度以上利用すれば無料となる為、実質年会費は無料と言ってよいでしょう。
dカードの基本還元率は1.0%と高く、dカードの利用によって貯まるポイントは、幅広い店舗や企業で利用できる共通ポイントです。
dポイントは提携店で1ポイント1円として利用できますから、ポイントの使い道に困る事はないでしょう。
ローソンで5%!高島屋で3%!マクドナルドで2%還元
dカードは特約店で利用すると、還元率が一気にアップします。dカードをローソンで利用すると、合計還元率が5%と驚異の高還元カードになりますよ。
- dカード決済で3%OFF
- dカード決済で1%ポイント還元
- dカード提示で1%ポイント還元
- →合計還元率5%
また、マクドナルドでも2%還元、高島屋でも決済&カード提示で還元率が3%となって大変お得です。
dカードも100円単位でポイントが貯まりますので、1,000円単位でポイントが貯まるカードよりも端数分お得ですね。ただし、月の累計額ではなく利用ごとでの付与となります。
電子マネーiDが標準搭載
dカードも電子マネーiDが標準搭載されています。新たな申込みや手続きは一切不要で、カードが届けばすぐに電子マネーを使い始めることができますよ。
電子マネーiDはカード一体型でチャージ不要です。残高不足もなければ、いちいち入金する手間もかかりませんので、とても便利ですよ。
還元率は常に1.2%以上をキープ!リクルートカード
リクルートカードは年会費永年無料で、しかもベースの還元率が1.2%もある高還元率カードです。
電子マネーチャージでもポイントが貯まるお得なクレジットカードとなります。
年会費無料!基本還元率1.2%リクルートカード
- ポンパレモール:1.2%+ショップ利用3.0%
- じゃらんnet:1.2%+宿泊予約2.0%
- ホットペッパービューティー:1.2%+クーポン予約2.0%
- 最高2,000万円の海外旅行保険利用付帯
- 最高1,000万円の国内旅行保険利用付帯
- 安心のショッピング保険付帯
一番手軽なのが、様々なリクルートの参画サービスを利用することです。このようにカード決済1.2%に加えて、更にポイントが上乗せされます。
特にオンラインモールのポンパレモールは、ネットショッピングするだけで合計4.2%も還元されます。中には20%という高倍率の商品もあり、常に最新情報をチェックしていると思わぬお得が見つかりますよ。
その他ホットペッパーグルメやポンパレでも、同様に多くのポイントを獲得できます。
Pontaポイントとの連携でより便利
リクルートポイントはちょっと前にPontaポイントと統合され、Pontaはポンパレモールでそのまま利用できます。
Pontaは汎用性が高く、多くのお店で利用できます。以下一例としてあげた有名店においても「Pontaを貯める・使える」の両方が可能です。
- ローソン
- ライフ(限定店舗)
- 高島屋
- ケンタッキーフライドチキン
- 昭和シェル、その他
Ponta WebでリクルートIDとPonta会員IDを登録しておけば、更にポイント獲得のチャンスが広がりますよ。
Suica系最強カード!基本還元率1%の高還元ビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカードの年会費は、初年度無料、次年度も年に1度でも利用すれば無料ですから、実質無料と言えますね。
また、ビックカメラSuicaカードは2種類のポイントが0.5%ずつ同時に付与され、合計で1%になるという、他にはない仕組みになっています。
- ビックポイント:0.5%還元
- JRE POINT:0.5%還元
- 合計還元率1%
例えば公共料金の支払いに使っても、ビックカメラのビックポイントとJR東日本の共通ポイントであるJRE POINT、毎回必ず2種類のポイントを獲得できるのです。
ビックカメラ利用で11.5%還元
でも何と言ってもビックカメラSuicaカードが凄いのは、ビックカメラの利用で最高11.5%もの還元率を叩き出せることでしょう。
これにはちょっとしたコツがあって、まず最初にこのカードでSuicaクレジットチャージして、そのSuicaを使ってビックカメラでショッピングするのです。
- Suicaチャージ:1.5%還元
- ビックカメラでSuica利用:10%還元
- 合計還元率11.5%
これで1.5%分のJRE POINTと10%分のビックポイントが獲得できるんですね。実店舗で11.5%ものポイントが貯まるカードは他には見つかりません。
Suicaチャージでポイント3倍(還元率1.5%)
ビックカメラSuicaカードは電子マネーSuicaへのチャージでポイントが3倍(還元率1.5%)獲得できるカードですから、普段Suicaを利用する方にもおすすめのクレジットカードですね。
ビックカメラSuicaカードなら、モバイルSuicaの年会費(通常税込1,030円)も無料で利用頂けますし、定期券の購入やオートチャージでもポイントを3倍獲得できますから、通勤や通学でJRを利用する方にもお得なカードです。
ビックカメラSuicaカード利用で貯まるJRE POINTは加盟店で1ポイント1円で利用できますし、1ポイント1円としてSuicaにチャージして使う事もできますよ。
還元率の改悪が相次ぐ中でも高還元カードはある!
還元率は使い方次第でもアップしますし、ネットショッピングを利用する方は、モールを経由する事で更に還元率をあげられます。
当サイトでは、そんなお役立ち情報もご紹介していますので、是非お読み頂きポイントでも得して下さいね。







