【学生向け】留学・海外旅行におすすめのクレジットカード!

これから留学をご予定の方に、現地の生活をサポートしてくれる強力な助っ人をご紹介しましょう。
それが留学におすすめのクレジットカードです。クレジットカードには様々な機能があって、留学先でもあなたをしっかりサポートしてくれます。
今回は一般に知られていないカードのお役立ち情報を交えながら、留学におすすめのクレジットカードをご紹介します。
留学にクレジットカードが必要な理由!現地で役立つ基礎知識
クレジットカード会社JCBの調査によると、20代のカード平均保有枚数は2.35枚(男性2.5枚/女性2.2枚)だそうです。どうやら学生カードホルダーも相当増えているようですね。
それでは、留学におけるクレジットカードの必要性から話を進めていくことにしましょう。
クレジットカードが身分証明書代わりになる
日本は他国に比べるとカード後進国ですから、一般にクレジットカードの役割を過小評価するきらいがあります。
でも海外へ行くと事情は全く異なります。時にはクレジットカードが身分証明書代わりにもなるのですから、その存在を無視することはできません。
例えば海外ではレンタカーやホテルを利用する際にも、国内のように現金払いでもOKという訳にはいきません。必ずクレジットカードが必要なのです。
現金は盗まれたら絶対にもどってこない!
また現金を持ち歩いたり保管したりする必要がないことも、クレジットカードの大切な機能です。
これは留学生にとっては極めて重要なこと。ご存知の通り、海外では盗難のリスクがとても高いからです。
もしも現金を盗まれてしまったら100%戻ってきません。これでは留学生活の継続も危うくなってしまうでしょう。
クレジットカードは盗難時には停止できて損害も被らない
でも盗まれたのがクレジットカードだとしたら、状況は全く違ってきます。
カード会社に連絡を入れてすぐに使用停止すれば、万が一悪用されたとしても、あなたが損害を被ることは一切ありません。
これはクレジットカードに備わった保障機能によるものです。
紛失・盗難によりカードの不正使用を被った場合、届け出の60日前にさかのぼって、それ以降に不正使用された損害分をカード会社が負担する。
このように届出さえ済ませておけばOK!後日カードが再発行されれば、変わりなく留学生活を続けることができますし、日本の家族に心配や負担をかけることもないでしょう。
このことからも、現金よりもクレジットカードの方がよっぽど安全だということがよく分かりますね。
ただし以下の場合はカード保障の対象外ですのでご注意くださいね。
- カード会社への届出を怠った場合
- 他人に貸すなど本人の過失が認められた場合
海外で医師の治療を受けると請求が多額に!
また留学に絶対必要なのが、クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険です。
特に現地で本当に役に立つのは、旅行保険の中の「傷害/疾病治療補償」です。
留学中に体調を崩したり怪我をすることはよくある話ですが、現地で医者にかかったらとんでもない額の治療費を請求されるってご存知でしたか?
これは健康保険も適用されず、医療システムの全く異なる海外で治療を受けるからです。
「海外療養費制度」を使っても足りない場合がある
こんな時のために、私たちが国内で加入している各種健康保険には「海外療養費制度」があり、書類を揃えて請求手続きをすれば治療代の7割が還付されます。
ただし海外療養費制度には以下のデメリットがあります。
- 事前に申請書類の準備が必要 → 後で手続きするのが難しい
- 還付金は国内治療費の換算 → 実際の請求額には足りない
つまりこの海外療養費制度を使うにしても、クレジットカードの付帯保険は絶対に必要なのです。
カード付帯保険が現地の治療費を補償してくれる!
海外ではちょっとした治療でも数十万円の請求はザラですし、救急搬送も含めると請求額は鰻登りに!
以下の保険金支払い例を見て頂けるとわかりますが、海外旅行傷害保険に加入していないと本当に大変なことになります。
場所 | 事例 | 保険金の支払い例 (治療に関わる費用のみ) |
---|---|---|
ヨーロッパ | 室内で骨折 | 700万円 |
カナダ | 交通事故 | 780万円 |
無料で海外旅行保険に加入できるクレジットカードは、留学に絶対必要なのです。
下記は、日本損害保険協会がホームページにて、「盲腸(虫垂炎)手術入院の都市別総費用」を公開してますので、一部をご紹介しておきましょう。
都市 | 費用 | 平均入院日数 |
---|---|---|
ロサンゼルス | 1,624,400~2,165,800円 | 2日 |
ロンドン | 1,302,800~1,737,100円 | 2~3日 |
ローマ | 1,217,600円 | 4日 |
パリ | 860,500円 | 3日 |
アテネ | 1,136,500円 | 3~4日 |
メキシコシティ | 758,000~866,300円 | 5~6日 |
カード付帯保険の補償内容は事前によく調べよう!
ただしクレジットカードの付帯保険はカードによって補償内容が異なるため、入会時にはちゃんとチェックしてくださいね。
カード紹介には金額の多い死亡時の保険金のみ記載されている場合が殆どですから、よく調べないと保険の全容までわかりません。
また留学中に保険適用期間が終了してしまったり、1枚のカードでは補償額が不十分なケースもあります。その対策についてはまた後ほど詳しくご説明しますね。
海外キャッシングは現金が必要な時に便利
ところでクレジットカードには、ショッピング機能の他にお金を借りるキャッシング機能もついています。
キャッシングの使いすぎ=自己破産といった悪いイメージがあるため、抵抗を感じる方も多いのですが、留学先ではキャッシング機能がとても役に立つんですよ。
というのも、もしも日本から海外に送金してもらうとしたら、かなりの手間と手数料がかかってしまうからです。
でもキャッシング機能を使えば、ATMですぐに現地通貨を引き出せるので、急に現金が必要になった時にはとても助かります。
留学におすすめのクレジットカードはコレ!使いやすい2枚をご紹介!
では留学に持っていくのにおすすめのクレジットカードをご紹介します。いずれも年会費がかかりませんので、気軽にお申し込みくださいね。
海外利用5%還元!学生専用ライフカード
- 申込みは25歳までOK!学生の間は年会費無料
- 海外旅行傷害保険が自動付帯!
- 海外利用なら5%キャッシュバック!
- 「LIFE DESK」で留学中も安心
ライフカードは学生の間は年会費無料、しかも海外利用は5%キャッシュバックという、まるで留学生向けに作られたかのようなクレジットカードです。
学生専用ライフカードには充実の海外旅行保険が付帯
しかも以下のように優れた保障内容の海外旅行傷害保険が自動付帯します。これなら怪我や病気など留学中のトラブルも安心ですね。
補償内容 | 最高補償額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害補償 | 2,000万円 |
傷害治療補償 | 200万円 |
疾病治療補償 | 200万円 |
救援者補償 | 200万円 |
賠償責任補償 | 2,000万円 |
携行品損害補償 | 20万円 |
留学先では海外アシスタンスサービスがあるから安心
学生専用ライフカードなら、初めてのカードに関する疑問にもフリーコールの学生専用窓口が答えてくれますから安心です。
また留学先では海外アシスタンスサービス「LIFE DESK」が頼りになります。
カードの紛失・盗難時の手続き案内、病気や怪我の際の医師や病院の紹介と手配など、困った時には必ず「LIFE DESK」のことを思い出してくださいね。
世界主要都市20ヶ所に設置された会員専用の窓口で、日本語スタッフが対応してくれますよ。
長く使える信頼のプロパーカード!JCBエクステージ
- 年会費は無料のプロパーカード
- 海外での利用はポイント2倍
- ディズニーなど全4種類!デザインが豊富
- 「たびらば」で留学先もお得に!
- 最高2,000万円の海外旅行保険
次にご紹介するのはJCBエクステージです。更新時には上位カードにステップアップしていける仕様となっており、卒業後や就職後も長く持ち続けたい方におすすめです。
JCBカードは格式あるプロパーカードですが、JCBエクステージは若者向けということで年会費無料!
初年度はポイントも貯まりやすく、また海外利用は一律ポイント2倍です。
JCBが世界中に展開する旅行サービス「たびらば」提携店では、レストランやホテルなどが10%オフになるなど様々な優待が利用できるので、留学生活が一段と楽しくなります。
JCBエクステージには最高2,000万円の海外旅行保険が付帯
JCBエクステージには最高2,000万円の海外旅行保険がついています。その他補償は以下の通りです。
補償内容 | 最高補償額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害補償 | 2,000万円 |
傷害治療補償 | 100万円 |
疾病治療補償 | 100万円 |
救援者補償 | 100万円 |
賠償責任補償 | 2,000万円 |
携行品損害補償 | 10万円 |
こちらは利用付帯となりますので、JCBエクステージで以下の料金を決済することが適用条件です。2条件のうち、いずれか片方を満たせばOKです。
- 搭乗する公共交通乗用具の料金
- 参加する募集型企画旅行の料金
利用付帯の保険は、一定の条件をクリアすることで初めて保険適用期間がスタートします。
一方で先にご紹介した学生専用ライフカードのような自動付帯の海外旅行保険は、特に何もしなくても日本を出国すれば自動的に適用されます。
この違いを覚えておくと、留学中の保険適用期間を延長することができますよ。次にこの裏ワザをお教えします!
クレジットカードが2枚あれば旅行保険を延長できる!
一般的にカード付帯の旅行保険は、適用期間が出国から3ヶ月間(90日間)と決まっています。
そのため留学など長期滞在の場合、途中で保険期間が終了してしまうという問題があります。
他に旅行保険を契約していないと、そこから先は無保険ということに。
でもクレジットカードを2枚持っていれば、この保険適用期間を更に倍も延長することができます!
先ほどご紹介した2種類のクレジットカードを使って、次にその手順をご説明します。
出国から3ヶ月間は自動付帯の保険を使う
この裏ワザには「自動付帯」と「利用付帯」の違いがポイントとなりますので、以下のカードの海外旅行保険の種類をもう一度頭に入れておきましょう。
- 【自動付帯】学生専用ライフカード
- 【利用付帯】JCBエクステージ
さて、この2枚のカードを持って留学先に旅立つと、先ず自動付帯の学生専用ライフカードの旅行保険が発動します。
ここから3ヶ月間は、学生専用ライフカードの保険があなたを守ってくれますよ。
一方のJCBエクステージの旅行保険は利用付帯ですので、このままでは発動しません。つまりこの時点では保険はまだ眠っている状態です。
3ヶ月経ったら利用付帯の保険を発動させる
さて留学して3ヶ月が過ぎると、学生専用ライフカードの保険適用期間は終了します。
このままでは無保険の丸腰状態ですので、引き続き新たな旅行保険適用をスタートさせねばなりません。
それには先ほどご紹介したJCBエクステージの保険適用条件のうち、「公共交通乗用具の料金の決済」を利用します。
カード2枚あれば最大半年間保険が適用される
つまり留学先で最初の保険が切れたら、交通機関を使ってJCBエクステージでクレジット払いすればいいわけですね(行き先はどこでもOK)。
これでJCBエクステージの旅行保険適用がスタートしますから、ここから更に3ヶ月間はまた新たな保険適用期間です。
つまりこの方法で、3ヶ月+3ヶ月=合計半年間をカバーできたことになります。
ただし同じ利用付帯の保険でも、「公共交通乗用具の料金の決済」が条件に含まれていないと、JCBエクステージのように現地で保険を発動させることができません。
学生専用ライフカードとJCBエクステージの組み合わせはバッチリでしたが、他のクレジットカードでこの裏ワザを使うには、旅行保険の条件を仔細に調べておくことが大切です。
また、学生のうちにクレジットカードを作っておいた方が良い理由をこちらの記事で紹介してますので、クレジットカードを作るか迷っている学生の方は是非お読みくださいね。
留学クレジットカードをもっと便利に!利用のコツをご紹介!
次に留学クレジットカードのさらなる活用法をご紹介します。クレジットカードの選び方や組み合わせ方をしっかり頭に入れて、留学先でカードを有効活用しましょう。
カードは少なくとも2枚以上用意しよう!
前章では2枚のカードの合わせ技で、保険適用期間を延長する方法をご紹介しました。
でも留学にクレジットカードが2枚以上必要なのには、これ以外にも理由があります。
クレジットカードなら盗難や紛失時にも慌てなくて大丈夫だということをご説明しましたが、問題はカード再発行までの空白期間です。
海外では再発行までに時間のかかることもあり、すぐに新たなカードを手にすることは難しいケースも。
そんな時にも、もう1枚カードがあれば不自由しませんよね。
カードブランドは異なるものを組み合わせよう
また海外ではあるブランドに対応していない地域があったり、何らかのトラブルで特定のブランドだけ使えないこともあります。
こういった不測の事態を考えると、複数のカードも国際ブランドが異なる方がいいということが分かりますね。
国内で発行されているカードのブランドは以下5種類です。
5種類のカードブランド
- VISA
- Mastercard
- AmericanExpress(Amex)
- JCB
- Diners Club
国際ブランドとは、クレジットカード券面右下にプリントされているロゴマークのこと。
一般的なクレジットカードは、各カード会社が国際ブランドとライセンス契約して発行しており、どのカードにもブランドのログマークがついています。
JCBブランドは海外では使えないこともある
先ほどご紹介した2枚のカードの場合、カード会社とブランドは以下のようになっています。
■カード会社:ライフカード
■国際ブランド:VISA / Mastercard / JCB
■カード会社:JCBカード
■国際ブランド:JCB
学生専用ライフカードのブランドは3通りから選べますので、サブカードとして申し込む場合、手持ちのカードのブランドと重ならないようにしましょう。
JCBエクステージはカード会社とブランドが一致していますね。JCBは日本唯一の国際ブランドで、JCBエクステージは自社発行のプロパーカードだからです。
ただJCBは国内ではメジャーですが、海外では使えないことも。従って留学に持っていくカードが全部JCBブランドというのはNGです。
海外旅行保険には短期留学向けの合わせ技もある
次に、付帯保険に関する裏ワザをもう一つご紹介しましょう。
先にご紹介した海外旅行保険の裏ワザは、保険発動のタイミングをズラすことで、2枚のカードの付帯保険適用期間を延長させる方法でした。
しかし2枚のカードの付帯保険を同時に発動させると、今度は補償内容をより充実させることができます。
海外旅行傷害保険は90日間適用ですので、この方法は短期留学の方におすすめです。
利用付帯保険のカードで旅行費用を決済する
その方法はとても単純です。
海外旅行保険が利用条件付きのカードをお持ちなら、まずそのカードで旅行費用などを決済します。自動付帯ならばそのままでOK。たったのこれだけです。
ご紹介した学生専用ライフカードとJCBエクステージ2枚持ちのケースなら、JCBエクステージの保険が利用付帯ですから、こちらで交通費などを決済しましょう。
そうすればその後90日間は、JCBエクステージと学生専用ライフカード両方の付帯保険がダブルで適用されます。
2つの海外旅行保険は死亡/後遺障害以外は合算される
2つの保険が同時適用された場合、治療費などは合算され、死亡/後遺障害についてはより高い方の金額が採用されます。
適用例については下表をご参照ください。学生専用ライフカードとJCBエクステージ2枚持ちのケースで、両方の保険が適用された場合の補償額です。
補償項目 | 補償額 | 合算後 |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害補償 | 2,000万円(ライフ) 2,000万円(JCB) |
2,000万円 |
傷害治療補償 | 200万円(ライフ) 100万円(JCB) |
300万円 |
疾病治療補償 | 200万円(ライフ) 100万円(JCB) |
300万円 |
救援者補償 | 200万円(ライフ) 100万円(JCB) |
300万円 |
賠償責任補償 | 2,000万円(ライフ) 2,000万円(JCB) |
4,000万円 |
携行品損害補償 | 20万円(ライフ) 20万円(JCB) |
40万円 |
金額はいずれも最高額ですので、実際に支払われる保険金はこれ以下になることもあります。
なお保険の合算は2枚以上になっても構いません。ただし2枚目以降は、必ず自動付帯のカードを選ぶようにしましょう。
留学クレジットカードは帰国後も保有できる
さてこうして留学時にさんざんお世話になったクレジットカードは、もちろん帰国後も勿論そのまま継続利用できます。
ただし今回ご紹介した2種類のカードは、いずれも若者向けの期間限定商品ですので、一定の期間が終わると以下のように切り替わります。
ですが、2枚とも学生のうちに是非とも入会しておきたいクレジットカードですね。
→ 卒業時に一般カードに自動的に切り替わる
・年会費は無料のまま
・海外旅行保険など学生専用サービスはなくなる
→ 5年経つと自動的にJCB一般カード(ORIGINAL SERIES)に切り替わる
・年会費が1,250円かかるようになる
なお学生専用ライフカードは期間延長も可能ですよ。大学院などに進学した場合は、ライフカードまでお問い合わせくださいね。
留学クレジットカードは2枚以上必要!組合わせ次第でよりおトク!
万が一の場合もカードが2枚あれば安心ですし、より便利でおトクだからです。
2枚のカードの旅行保険は、組み合わせ次第では適用期間を延長させたり、また補償額をレベルアップすることも可能ですよ!





