電子マネーiDがあればお財布は不要!?今すぐ始めるスマート決済
電子マネーiDをご存知ですか?iDにはカードタイプとスマホで使えるタイプがあり、どちらもレジでかざすだけのスマート決済が可能です。
ドコモユーザーでないと使えないと誤解している方もいますが、そんなことはありません。
カードタイプの電子マネーiDなら、対応するクレジットカードさえあればどなたでも利用できますよ。
あなたもお手持ちのカードで使えるかどうか、一度チェックしてみませんか?
利用できるクレジットカードやポイントの貯まり方について、初心者の方にも分かりやすくご説明します。
電子マネーiDの魅力!コンビニもタクシーも楽々決済
電子マネーiDを使えば、コンビニやタクシーもかざすだけで決済できる上に、ポイントも貯まっておトクです。
お手持ちのカードに対応していれば、すぐ利用をスタートできますよ。電子マネーiDを利用すれば小銭でお財布がパンパンになることもありません。
電子マネーiDとは?
「iD」とはドコモが始めたチャージ不要の電子マネーの事です。ポストペイ(後払い)、プリペイド(前払い)両方に対応しています。
おサイフケータイやiD搭載のクレジットカードなどを、加盟店の読み取り機にかざすだけで簡単に決済ができて、利用によりポイントが貯まる分現金払いよりお得です。
電子マネーiDのメリット
- チャージ不要でスマートに使える
- コンビニやタクシーでも精算可能
- ポイントが貯まっておトク
- モバイルなど4タイプから選べる
- 紛失・盗難時にも補償がある
利用を開始するには適応するクレジットカードが必要ですが、iDは全部で4タイプあり、docomoユーザーでなくても申し込めます。
電子マネーiDの使い方はカンタン!誰もがスマートに決済できる
電子マネーiDは、レジのリーダーにかざすだけで決済できるとても便利なツールです。小銭を使わずに済むので、一度使うと手放せなくなりますよ。
どのお店でどんな風に使えるのか、まずは概要をご紹介しましょう。
iDはレジでかざすだけでOK
電子マネーiDは、加盟店のレジのリーダーにカードやスマホをかざすだけで決済ができる便利な電子マネーです。
クレジットカード決済と異なる点は、カードを店員に手渡したり機械に通す必要がないため、セキュリティ上安全だということ。
そして数百円程度の少額決済にも使いやすいという点です。小銭を出したりお釣りを受け取ったりする手間も不要、決済は極めてスマートに完了します。
電子マネーiDは加盟店が多いから使いやすい
電子マネーiDはその加盟店の多さでも群を抜いています。コンビニ、全国ネットのスーパー、各地のショッピングセンターやレジャー施設など、多彩なサービスでスマート決済が可能ですよ。
以下多数ある加盟店のほんの一部をご紹介しましょう。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
- アンスリー
- イトーヨーカドー
- イオン
- アピタ
- アル・プラザ
- ピアゴ
- ガスト
- 吉野家
- バーミヤン
- マクドナルド 等
またタクシーでも電子マネーiDが使えるってご存知でしたか?SKタクシー、さくらタクシー、阪急タクシーなどでスマート決済が可能です。
利用地域が限られている場合もありますが、全国の多数のタクシー会社が加盟中ですので、タクシーに乗ったら是非対応電子マネーをご確認ください。
チャージ不要!後払い方式で残高不足の心配なし
電子マネーには様々なタイプがありますが、あらかじめチャージしておかないと使えないものも多いのです。
その場合問題となるのが残高不足です。便利だからといってドンドン使えば残高はすぐに底をついてしまい、レジで決済できないなんてことも。
そこで多くの電子マネーでは、いちいち入金しないでいいように自動チャージで対応していますが、電子マネーiDにそのような必要はありません。
なぜなら電子マネーiDは、利用額を後からまとめてクレジットカード代金として支払う方式で、そもそもチャージの必要がないからです。
いつでも残高を気にせずスイスイ決済できるのは、電子マネーiDがこのポストペイ方式(後払い)をとっているからなんですね。
現金より断然お得!電子マネーiDを使えばポイントが貯まる
利用代金が後からまとめてクレジットカード代金と共に請求されるということは、つまり電子マネーiDでもポイントが獲得できるということです。
電子マネーiDには、紐づいているクレジットカードのポイントプログラムがそのまま適用されるため、使えば必ずポイント還元されます。
これまで現金決済だったお店で電子マネーiDを使うようにすれば、年間ポイント獲得数は着実に増えるでしょう。
また、紛失や盗難などで不正利用されてしまっても、クレジットカード会社の補償が受けられますよ。
これは便利なだけでなく、ポイント獲得の上でも大きな意味があります。電子マネーiDを使い始めると、ポイントの貯まり具合が違ってきますよ。
電子マネーiDが標準搭載!電子マネーiD利用におすすめのクレジットカード4選
電子マネーiDをよりお得に利用頂くには、クレジットカード選びも大切なポイントです。
ここで電子マネーiDがお得に使えるおすすめのクレジットカードをご紹介していきますね。
3タイプのiDが選べる三井住友カードの魅力
- 3タイプの電子マネーiDに対応
- コンビニとマクドナルドでポイント5倍
- 最短5分で即時発行
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険
- 最高100万円の海外ショッピング補償
三井住友カードは、以下3タイプの電子マネーiDに対応。お好みのタイプを選べるクレジットカードです。
併用も可能ですが、同じタイプの併用(例:専用カードの2枚持ち)はできません。
三井住友カードはスペックも高く、海外旅行傷害保険やショッピング補償つき。一般カードながらステイタスも高く、持っていて安心できるクレジットカードです。
また、三井住友カード会員の方なら、事前に「ココイコ!」サイトにエントリーして、そのお店でカード決済をすると、ポイントアップもしくはキャッシュバックが受けられるサービスが利用できます。
リアル店舗でのお買い物でもポイントアップを受けられるので、三井住友カードはお買い物をお得に楽しめるカードでもありますよ。
さらに、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンやマクドナルドでは、ポイント5倍(2.5%)の高還元で利用できるので大変お得です。
しかも今なら20%還元のキャンペーンも開催中。是非このお得な機会を見逃さないようにしましょう。
ポイントはiDバリューとの交換がおすすめ
電子マネーiDを利用するなら、三井住友カードのポイント(Vポイント)の交換先には、「iDバリュー」がおすすめですね。これは三井住友カードの請求時に値引きされるサービスです。
- 1ポイント=1円でiD利用分から値引き
- 200ポイント以上100ポイント単位で交換可能
もちろん電子マネーiDの利用でもポイントが貯まるので、カード代金の節約につながりますよ。
経営者の方には三井住友ビジネスカード for Ownersクラシック
- 電子マネーiDは専用カード型か携帯型の2種類
- 年会費は初年度無料、2年目以降も条件を満たせば無料または割引
- 登記簿謄本・決算書不要で申し込み可能
- 豊富なビジネスサービスや福利厚生代行サービスも付帯
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険付帯
三井住友ビジネスカード for Ownersクラシックは、法人代表者か個人事業主を対象とした法人カードで、個人の方は申し込むことができません。
とはいえ、決算書等も不要で、支払い口座は個人名義でもOKです。このカードではクレジット一体型のiDは選べないものの、専用カード型か携帯型が用意されています。
法人カードというと敷居が高いと感じるかもしれませんが、年会費は初年度無料、2年目以降1,250円(税別)というお手頃価格です。
しかも、2年目以降もリボ登録&利用で無料、WEB明細登録&年6回以上の請求で500円割引となります。
アスクルをはじめ、多種多様でお得なビジネスサービスや、福利厚生代行サービスを優待価格で利用できる特典も充実しています。
先にご紹介した三井住友カードと同じカード会社ですから、コンビニ等でポイント5倍など、同様のポイントサービスも利用できます。
カードとモバイル両方の電子マネーiDが使える!dカード
- カードとケータイで電子マネーiDが使える
- 還元率はいつでも1.0%以上
- 年会費永年無料
- iDが利用できるマツモトキヨシで4%・マクドナルドで2%還元
dカードならクレジットカード一体型のiDとモバイルタイプ(おサイフケータイ)のiDを両方利用できます。iPhone7以降をお持ちの方ならApple Pay(アップルペイ)でもiDを使えますよ。
dカードの年会費は永年無料で、しかもポイント還元率は常に1.0%以上ですから、とてもコスパに優れたカードと言えます。
さらに、マツモトキヨシで4%還元、マクドナルドで2%還元など、iDが利用できるお店で高還元ですから、電子マネーiDを利用する方ならdカードは絶対に外せませんね。
また、dカードは、dカード プリペイドへのチャージ手数料が無料になるカードでもあります。
ちなみにdポイントは、dカードプリペイドにチャージして使えば利用時にポイントが獲得できますので、合計還元率が1.005%(1%+1%の0.5%)となり、dポイントを提携店でそのまま利用するよりお得ですよ。
ドコモユーザーの方ならdカード GOLD一択
- 基本還元率1.0%以上
- カードとケータイで電子マネーiDが利用できる
- ドコモ料金10%還元
- 電子マネーiDが利用できる店舗で高還元
- 3年間で最大10万円のケータイ補償で安心
- 空港ラウンジ無料
- 同行する家族も補償される海外旅行保険最高1億円
- ショッピング保険最高300万円
dカード GOLDはdカードのゴールド版です。dカードと同じくスマホでもカードでも、どちらでも電子マネーiDを利用できます。
しかも、入会するだけで2,000円分、さらに条件を満たせば最大15,000円分のiDキャッシュバック(請求時にキャッシュバック)特典が受けられますよ。
dカード GOLDはドコモ料金が10%も還元されますので、ドコモに毎月10,000円支払っている方なら、1年間に12,000円相当(1,000円×12カ月)のdポイントが貯まります。
dポイントは1ポイント=1円で利用頂けますから、これだけで簡単に年会費の元がとれてしまいますね。
つまり、ドコモユーザーの方ならコストをおさえて、空港ラウンジが利用できるなどのワンランク上のゴールドカード特典が利用できてしまう最強カードなのです。
貯まったポイントもiD利用分に充当したり、先にご紹介したdカードプリペイドにチャージしてお得に利用したり、携帯料金に充当するなど幅広く利用頂けますので、使い道に困る事もありません。
さらに、家族カードも1枚無料です。家族カードは本会員の方と同じ特典が受けられますから、ドコモユーザーの方なら実質年会費無料で、夫婦2人ともゴールド特典が受けられるのです。
ドコモユーザーの方なら、dカード GOLD一択ですね。
クレジットカードには様々な機能がありますので、電子マネー以外のサービスもよく検討した上で最適なものを選んでくださいね。
電子マネーiDは全部で3タイプ!条件と使用法を徹底比較
電子マネーiDには様々なタイプがあり、大まかに分けると携帯型・クレジットカード一体型・専用カード型の3タイプとなっています。
しかし、より詳細に分ければもっと多くのタイプがあります。ですから、ドコモユーザーに限らず、また、お持ちの携帯とは関係なく、どなたも何らかのタイプのiDに申し込むことができます。
それぞれ利用条件や申込方法が異なるため、タイプ別にご説明しましょう。
スマホで使う電子マネーiD
まずは携帯電話上で利用するモバイルタイプの電子マネーiDについてです。
スマートフォンやタブレット等で電子マネーiDを使う場合、以下の条件を満たしていることが必要となります。
- iD対応のクレジットカードを持っていること
- iPhoneの方はWalletアプリがインストールされていること
- Androidの方はGoogle PayアプリかiDアプリがインストールされていること
お持ちの端末がiPhoneならApple Pay、Androidの方はGoogle PayまたはiDアプリを介してiDを利用することになります。
iDアプリはドコモ・ソフトバンク・SIMロックフリー端末の方のみ利用可能ですので、それ以外の端末をお持ちの方はWalletアプリかGoogle Payをインストールしてくださいね。
そして、iD対応のクレジットカードを登録すれば、すぐにiDが使えるようになります。
クレジットカード一体型の電子マネーiD
次に、クレジットカードと一体になった電子マネーiDについて見ていきましょう。これは、クレジットカードに電子マネーiD機能が搭載されたもので、用途に応じて2通りの支払い方法を自由に選択できます。
レジでどちらを使うかを店員に伝えれば、電子マネーiDでもクレジットでもお好きな方で決済できるのでとても便利ですよ。
このタイプの電子マネーiDは、対応するクレジットカードさえ持っていればすぐに使い始めることができます。
クレジットカード一体型iD 利用条件
- iD対応のクレジットカードを持っていること
クレジットカード一体型は、裏面のマークが目印になります。以下は三井住友VISAカード裏面の画像ですが、「3」の○印の中が電子マネーiDのロゴマークです。
もしもこのマークと会員番号(16桁の数字)が表示されていれば、それはiD一体型のクレジットカードです。これなら設定も申込も不要で、今すぐ電子マネーiDを使い始めることができますよ。
先にご案内したiDにおすすめのクレジットカードは、三井住友ビジネスカード for Owners以外すべて電子マネーiDが標準搭載されていますから、このタイプですね。
iD専用カードはどなたにも持ちやすい電子マネーカード
次にご紹介するのは電子マネーiD専用カードです。電子マネー機能オンリーのシンプルなカードで、どなたにも使いやすい1枚です。
iD専用カード 利用条件
- iD対応のクレジットカードを持っていること
申込みは対応するクレジットカード会社のサイトから行います。ただし、カード会社がこのタイプに対応していなければ選ぶことはできません。
カード会社によって使えるタイプが異なる
電子マネーiDは、一体型・モバイル型・専用カード型から必ずしも自由に選べる訳ではなく、どれが使えるかはあくまでもカード会社の対応次第なのです。以下はポストペイ型(後払い)対応カード会社の一覧です。
対応会社 | 対応種類 |
---|---|
NTTドコモ (dカード) |
・カード型 ・おサイフケータイ ・Apple Pay(アップルペイ) |
イオンクレジットサービス | ・おサイフケータイ ・Apple Pay(アップルペイ) |
オリエントコーポレーション | ・おサイフケータイ ・カード型 |
クレディセゾン | ・おサイフケータイ |
JFRカード | ・Apple Pay(アップルペイ) |
セディナ | ・カード型 ・おサイフケータイ ・Apple Pay(アップルペイ) |
ペルソナ(ペルソナSTACIAカード) | ・カード型 ・Apple Pay(アップルペイ) |
ポケットカード(ファミマTカード) | ・おサイフケータイ ・Apple Pay(アップルペイ) |
三井住友カード | ・カード型 ・おサイフケータイ ・Apple Pay(アップルペイ) |
大和ハウスフィナンシャル | ・カード型 |
UCカード | ・おサイフケータイ |
ゆうちょ銀行 | ・カード型 ・おサイフケータイ ・Apple Pay(アップルペイ) |
ライフカード | ・おサイフケータイ ・Apple Pay(アップルペイ) ・Google Pay(グーグルペイ) |
VJAグループ | ・カード型 ・おサイフケータイ ・Apple Pay(アップルペイ) |
d払い(iD)はクレジットカード不要
次にクレジットカードがなくても電子マネーiDを始められるd払い(iD)をご紹介しましょう。これは携帯電話で使えるiDで、従来のdカード mini から名称変更されたサービスです。
d払い(iD)の利用条件
- ドコモユーザーであること
- おサイフケータイ対応機種を持っていること
d払い(iD)はドコモのおサイフケータイのほぼ全機種に対応し、iDアプリ(スマートフォン)をインストールして設定すればすぐに使えます。支払いはドコモのケータイ料金といっしょに引き落とされますので、事前のチャージも不要です。
利用上限はドコモの利用状況等に応じて最大3万円/月で、上限内なら1,000円単位でお好きな金額に設定し直すことも可能です。もちろん、0.5%のポイントも貯まりますよ。

12歳から利用可能なdカード プリペイド
最後にプリペイドカードタイプのiDをご紹介します。このdカード プリペイドは、ここまでご紹介してきたタイプとは違って、dカードのサイトから申し込みます。
12歳から持つことができ、クレジットカードやドコモのケータイを持たない方でも利用できます。
dカード プリペイドならクレジット決済も可能
またdカード プリペイドは多機能型で、全部で3通りの支払い方法に対応しています。
- 電子マネーiD決済
- Apple Pay
- 国内・海外のMasterCard加盟店でのクレジット決済
- dポイントでの支払い
そして最大の特徴は、このカードを使うにはチャージが必要だということです。チャージ方法は色々あるので、クレジットカードを持たない方でも大丈夫ですよ。
- ローソンで現金チャージ
- セブン銀行ATMで現金チャージ
- 電話料金合算払い
- dポイント利用
- dカード払い
- ネットバンキング口座振替
- クレジットチャージ
チャージ手数料のかかるクレジットカードに注意
dカード プリペイドの利点は、その都度利用上限を自分で決められること。そしてチャージや決済方法によってポイントの多重取りができることです。
dカード プリペイドなら決済だけでなく提示でもdポイントが貯まるので、ポイントを2重取りできますよ。
- dカード プリペイドで決済:200円ごとに1ポイント(0.5%)
- 加盟店でのdカード プリペイド提示:100円ごとに1ポイント(1%)
ただし以下のカード以外でチャージすると、1回あたり200円のチャージ手数料が発生しますのでご注意くださいね。
dカード プリペイドを利用する方なら、一番相性が良く手数料がかからないdカードからのチャージがおすすめですね。
また、dポイントでのチャージやローソンからのチャージなら手数料無料でチャージが可能ですよ。
先にご案内しましたが、dポイントはそのまま利用するよりdカード プリペイドにチャージして利用した方が、還元率が1.005%(1%+1%の0.5%)となってお得ですよ。
スマホ決済がしたければ携帯型、カードの枚数を増やしたくないなら一体型など、ライフスタイルに応じて選びましょう。
電子マネーiDは最適なクレジットカードの利用でよりお得
お手持ちのクレジットカードやスマホに対応していればスグにでもiDを使えますが、よりお得な選択肢として新たなカード入会も是非ご検討くださいね。
今回おすすめのクレジットカードは、法人カード以外はどれも電子マネーiDが標準搭載されていますから、カードをかざすだけで決済もできますし、ポイントもお得なクレジットカードばかりです。
ぜひ、参考になさってくださいね。





