クレジットカードを紛失したら即停止!再発行までの流れを丁寧に解説
「クレジットカードがない!」となってしまうと、急な支払いができなかったり、不正利用をされる可能性があったり、非常に危険な状態といえます。
クレジットカードを紛失したときは、真っ先にカード会社へ連絡して利用を停止してもらいましょう。
トラブルに遭わないためにも、再発行まで正しい手順で冷静に対処していくことが大切ですよ。今回はクレジットカードを紛失した際の対処法や、カード再発行から各種手続きまで詳しく解説していきます。
セキュリティの強いクレジットカードも紹介するので、ぜひ参考にしてください。大事な自分のお金を守るため、必要な知識をつけてくださいね。
クレジットカードを紛失したら?5つの手順で冷静に対処
もしクレジットカードを紛失してしまったら、次の手順を冷静に進めてください。
- 手順1:クレジットカード会社に連絡する
- 手順2:警察に届けを出す
- 手順3:クレジットカード会社に届け出番号を知らせる
- 手順4:カード再発行の手続きをする
- 手順5:公共料金などの再登録手続きをする
手順ごとに詳しく解説していくので参考にしてください。
手順1:クレジットカード会社に連絡してカードを止める
紛失に気付いたら、何よりも早くクレジットカード会社に連絡してください。
もたもたしている間に、不正利用されてしまうという最悪の事態になりかねません。いざ紛失したとき、「クレジットカード会社の連絡先がわからない」ということもあるでしょう。
最近は複数のクレジットカードを所持している方が増えているので、全てのカード会社の連絡先を把握しておくのは難しいです。
そんなときは焦らず、「自分のクレジットカード名+紛失」などで検索しましょう。クレジットカード会社のサイトに、紛失したとき用のダイヤルが出てきますよ。
万が一、今まさにクレジットカードを紛失してパニックになっているという方のために、主要クレジットカード会社の紛失・盗難ダイヤルを載せておきます。
この記事をブックマークしておけば、万一の時にすぐ見られますよ。また、一覧表内の「カード名」をクリックすると、当サイト内の各カードの詳しい情報を確認できるので、ぜひ活用してくださいね。
主要クレジットカード会社の紛失・盗難ダイヤル
カード会社名 | 連絡先(紛失時の電話番号) |
---|---|
JCBカード | 0120-794-082 |
セゾンカード | 0570-064-107 0120-107-242 |
MUFGカード | 0120-107-542 |
三井住友VISAカード | 0120-919-456 |
エポスカード | 03-5340-3333 |
アメックス・グリーンカード | 0120-020120 03-3220-6100 |
アメックス・ゴールドカード | 0120-020120 03-3220-6100 |
アメックス・スカイトラベラーカード | 0120-020120 03-3220-6100 |
ANAアメックスカード | 0120-965877 03-3220-6787 |
デルタスカイマイル・アメックスゴールド | 0120-010120 03-3220-6100 |
SPG(スターウッド・プリファードゲスト)・アメックスカード | 0120-010120 03-3220-6100 |
ペルソナSTACIA・アメックスカード | 0120-020120 03-3220-6100 |
アメックス・ビジネスゴールドカード | 0120-941780 03-3220-6745 |
Oricoカード | 0120-828-013 0570-080-848(携帯) |
JALカード TOP&ClubQ | 0120-664476 (DCカード紛失盗難センター) |
JALカードSuica | 03-6685-4800 (ビューカード紛失盗難デスク) |
JAL・JCBカード JALカードOPクレジット |
0120-794-082 (JCB紛失盗難デスク) |
JALアメックスカード | 0120-107542 (MUFGカード紛失盗難センター) |
ライフカード | 0120-225331 |
楽天カード | 0120-86-6910 092-474-9256 |
ビューカード | 03(6685)4800 |
上記の連絡先は、全て「盗難・紛失」時の電話番号です。紛失や盗難以外の質問には回答してもらえないので、ご注意くださいね。また、持っているカードが提携カードの場合は、連絡する際に注意が必要です。
記事後半でご紹介するエポスカードのように、国際ブランドはVISAですが発行元がVISA以外の企業となるカードのこと。
提携カードの場合は、VISAに連絡するのでなくエポスカードに連絡します。カード会社の盗難受付は24時間年中無休で動いているので、カードを紛失したら直ぐに連絡しましょう。
連絡したら本人確認が必要です。次の情報を聞かれますので、慌てずに落ち着いて答えましょう。
カード会社に聞かれる情報
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
※カード発行時に登録した番号
カード番号を聞かれることはないので、ご安心ください。
手順2: 警察へ紛失届を出す
カード会社への連絡が終わったら、次は警察に紛失届を出しに行きましょう。カード会社へ連絡した時点でクレジットカードの利用は停止され、連絡以降に不正利用される心配はありません。
ただし補償してもらうには、警察への届出が必要なのでお忘れなく。警察署に紛失届を提出する場合、次の情報が必要になります。
紛失届を提出する際、必要な情報
- 氏名
- 年齢
- 住所
- 電話番号
※固定電話でも携帯電話でもOK - 紛失の日時
- 紛失の場所
※予想できる範囲で地図を書く場合も - 紛失時の状況
- ほかにも一緒に紛失したものはないか
どうしても思い出せなかったり、検討が付かない場合は正直に伝えてOKです。スムーズに終わるよう、予め準備しておきましょう。
手順3 : クレジットカード会社に届出番号を知らせる
警察で紛失届が受理されると、届出の番号を教えてもらえます。この番号が警察へ届け出た証明になり、万が一不正利用をされていたらカード会社から補償を受け取る時に必要です。
問い合わせ時の確認番号にもなる重要な番号なので、忘れないようどこかに控えておきましょう。届出番号はカード会社も控える必要があるので、分かり次第カード会社に連絡するのもお忘れなく。
手順4 :クレジットカード再発行の手続き
カード再発行が完了するのは、カード会社へ連絡した日から数日後です。カード会社に再発行依頼をかけたら、必要な手続き書類がカード会社より届きます。
必要事項を記載の上書類を返送すれば、カード再発行の手続きが開始されますよ。カード会社によって再発行の日数にバラつきがありますが、2週間ほどが目安となるでしょう。
また再発行手数料は、カードによって異なりますが500円~1,000円(税別)ほどかかります。ゴールドカード以上の上級カードは、再発行手数料が無料な場合が多いですよ。
手順5:新しいカードで再登録の手続き開始
電話代や公共料金の引き落としをクレジットカード払いしている方は、必ず引き落とし先にカード番号変更の届出をしなくてはなりません。
再登録の届出をするタイミングは、新しいカードが届いてからです。
再発行後に新しく届くカードはカード番号が変わっていますので、必ず届け出が必要なので忘れずにしておきましょう。
もし不正利用されたら?トラブル対処法5つを紹介
クレジットカード会社を紛失して、万が一不正利用されてしまったら、カード会社に付帯されている盗難補償を利用しましょう。不正利用でお金が使われてしまっても、しっかり戻ってきますよ。
ところがある条件を満たしてしまうと、盗難補償が適用されない可能性もあるのです。その条件とは、次の5つです。
盗難補償が適用されないつ5の条件
- 条件1:警察に届出を行っていない場合
- 条件2:カード会社へ必要書類を提出していない場合
- 条件3:故意もしくは重大な過失に起因する場合
- 条件4:紛失の届出から61日以前の被害
- 条件5:地震等の天変地異に起因する盗難、不正利用の損害
いずれかに該当する場合は、クレジットカード会社の補償が受けられない可能性があります。「5つの条件」に該当しないために、もしクレジットカードを紛失したら次の対処法を取るようにしましょう。
- 対処法1:警察への届出は早急に行う
- 対処法2:カード会社に不備なく書類を届ける
- 対処法3:カード裏面の署名欄には必ず署名する
- 対処法4:暗証番号は推測できない番号にする
- 対処法5:カードの有無や口座の入出金チェックは頻繁にする
これら5つの対処法を守ってさえいれば、仮に不正利用されてもしっかり補償を受けられますよ。それぞれ根拠も説明していきましょう。
対処法1:警察の届出は早急に行なう
クレジットカードを紛失したら、なるべく早く警察に「紛失届」を出しましょう。ほとんどのクレジットカード会社は、「紛失届」がないと補償適用外としています。
警察から発行される「届出番号」が、補償を受ける条件です。
「仕事や学校で警察まで行く時間がない」という人は多いと思いますが、自分の大切なお金を守るために時間を捻出して紛失届を提出するのがおすすめ。
対処法2:カード会社からの書類は不備無く提出する
カード会社が補償を出そうと思っても、必要書類がないことにはできません。補償の申し込みをするだけでなく、必要書類の提出まで完遂するようにしましょう。
カード会社によっては、インターネットやメール提出にも対応しています。「郵送が面倒」という場合は、ネット上で必要書類を提出できるかどうか確認してみましょう。
対処法3:カード裏面の署名欄には必ず署名する
カードの裏面に署名がないカードは、補償が適用されない可能性があります。
そもそもクレジットカードは、基本的にカード裏面に署名していなければ利用してはいけません。お店によっても、カード裏面に署名がないカードでは決済しないというケースもあります。
もし自分が利用しているカードに、まだ署名していないようなら必ずしておきましょう。カード裏面の署名については、次の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

対処法4:暗証番号は推測できない番号にする
暗証番号を忘れるからと、カードのどこかに番号を記載していた場合も「故意もしくは重大な過失」に該当します。また、暗証番号が「自分の誕生日」など第三者に予想されやすい暗証番号でもダメなんです。
不正使用する犯人は、他人であるとは限りませんよね。もしかすると、知人やあなたを良く知る人の可能性も否定できないのです。
例えば、あなたの誕生日を知っている人なら簡単に利用することが可能となってくるので、暗証番号は「誕生日・車のナンバー」など、簡単に推定できる番号は全てのカードでNGなのです。
紛失時に困るだけでなく、カード乗っ取りの被害に遭う可能性もあるので、必ず予想しにくい暗証番号を設定しましょう。
対処法5:カードの有無や口座の入出金チェックは頻繁にする
自分のクレジットカードを不正利用された場合、届出日より60日以内までしか補償されません。ほとんどのクレジットカードは、発行時に盗難補償が付帯されています。
紛失や盗難にて不正利用されたとしても、届出日より60日以内に利用された代金については、カード会社が負担してくれるのです。
もし、「不正利用に気付いたのが、3カ月後だった」なんてことになると、90日以上経過してしまいます。盗難補償は申請日から、遡って61日以前の被害は補償の対象外なので要注意ですよ。
いつもカードを使用している人はカードが無くなれば、紛失にすぐ気づくでしょう。しかし、次のような場合は気付くことが遅れてしまいます。
- カードを沢山持ち歩いている
- カードを何枚持っているか判らない
- カードの利用明細は見ない
- 口座の入出金履歴は、数ヶ月に一回程度しか確認しない
もし上記に該当するなら、今後は次のように頻繁にチェックするようにしましょう。
- カードの有無は毎日チェックする
- 普段使わないカードは、持ち歩かない
- 口座の入出金履歴は最低でも1ヶ月に1回はチェックする
しっかり対策をすればリスクを減らすことができます。補償対象外になることだけは、避けたいですからね。
天変地異への対処:いざと言う時はカードと一緒に避難!?
補償されない「条件5」の天変地異とは、大震災のような事象を指します。レアケースですが起こらないとも限らないので、災害時には貴重品とカードも一緒に持って避難しましょう。
紛失補償や盗難補償についてさらに詳しく知りたい方は、次の記事も確認してくださいね。

セキュリティ対策に優れたおすすめのクレジットカード3選!このカードなら安心
ではここで、万一盗難に遭ったとしても、カード自体のセキュリティが優れているので安心できる3枚のクレジットカードをご紹介しましょう。
ここでご紹介するカードはセキュリティー対策が優れているだけでなく、スペックも高いおすすめのクレジットカードです。
写真入りも選べる!三井住友VISAクラシックカード
三井住友VISAクレジットカードは、カード裏面にご自身の写真を入れることができます。カード加盟店では、カード裏面の署名欄を確認することを義務付けられています。
ここに顔写真があることで、カード所有者本人かどうか確認してもらえるのです。盗難される確率も低くなりますし、万一盗難されても加盟店では使用できないので、セキュリティはとても高くなりますね。
三井住友VISAクラシックカードは、ショッピングをお得に楽しめるカード。三井住友会員サイトの「ココイコ」で事前にエントリーしておけば、ポイントが3倍になったりキャッシュバックが受けられたり、ネットショッピングだけでなく実店舗でのお買い物もお得になりますよ。
カード名称 | 三井住友VISAクラシックカード |
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年会費 | 初年度無料 次年度以降1,250円(税別) ※「マイ・ペイすリボ」登録+カード利用で 次年度以降も無料 |
国際ブランド | VISA・MasterCard |
特徴 |
・ICカードタイプなので偽造され難い ・写真の入ったカードなら、本人を証明する ID機能もさらにアップ ・顔写真による本人照合が行えるため、カード の紛失、盗難時の不正利用を未然に防止 ・写真入りカードの年会費は、通常の三井住友 VISAカードと同額 ・最高2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯 ・最高100万円のショッピング補償が付帯 ・iD、Apple Pay、WAON、PiTaPa、 Visa payWaveの電子マネー搭載可能 |
本人認証サービスで安心!JCB CARD W
CB CARD Wには、インターネットショッピング時に「J/Secure(ジェイセキュア)」と呼ばれる、本人認証サービスがあります。通常の取引情報にプラスして、MyJCBパスワードもしくは「J/Secureワンタイムパスワード」を入力し、本人確認を行うものです。
「J/Secureワンタイムパスワード」は、その場限りの使い捨てパスワードなので、本人も覚える必要がなくとても便利。JCBには盗難紛失補償の他にも、ネット上で不正利用分を補償してくれる「JCBでe安心」という補償制度もあります。
「JCBでe安心」は、身に覚えなのない請求があってもJCBが調査のうえ、請求を取り消してもらえる保障制度です。JCBが指定する書類を、メールや郵送で送れば手続きができますよ。
JCB CARD Wは基本還元率が1%と高くお得な上に、年会費無料で一定のステータスがあるプロパーカードを持てる点も魅力的です。
トータルバランスが大変優れているハイスペックカードで、年会費が無料にも関わらず旅行に特化したサービスも多いので、旅行好きの方にも一押しですね。
カード名称 | JCB CARD W JCB CARD W plus L |
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年会費 | 永久無料 |
国際ブランド | JCB |
特徴 |
・ICカードタイプなので偽造され難い ・J/Secure(ジェイセキュア)による本人認証サービス ・18歳から39歳以下限定カード ・最高2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯 ・4つのプランから選べるお守りリンダ(plus L 限定) ・女性疾病保険に格安で加入できる(plus L 限定) ・キレイをサポートする「LINDAリーグ」(plus L 限定) |
オンライン不正利用保険でネットショッピングも安心!VIASOカード
VIASOカードもネット上の不正利用を補償してくれるネットセーフティサービスが付帯しているので、安心してネットショッピングを楽しめるカードです。
信頼高い三菱UFJフィナンシャル・グループ発行のカードだけあって、安心のセキュリティ体制で運営されています。VIASOカードはネットショッピングに大変強いカードで、VIASO eショップを経由すれば0.5~10%のボーナスポイントが貰える高還元カード。
年会費無料にも関わらず海外旅行保険も付帯しますし、ETCや携帯電話代はポイント2倍(還元率1%)とお得なクレジットカードと言えますね。
また、カード発行のスピードも早く最短翌営業日に発行が可能なので、お急ぎの方にもおすすめです。
カード名称 | VIASOカード |
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年会費 | 無料 |
国際ブランド | MasterCard |
特徴 |
・ICカードタイプなので偽造され難い ・不正使用検知システムで常時監視 ・ネットセーフティー補償 ・最高2,000万円の海外旅行保険利用付帯 ・最短翌営業日発行可能 ・ポイントはオートキャッシュバック |
2020年までには、全てのクレジットカードがICタイプになる可能性が高いです。ただし、一部プリペイド式のカードなどは、磁気ストライプ式のままでしょう。
紛失したカードが見つかったらどうする?利用するのは不可能
もし紛失したクレジットカードが見つかった場合、次の対応を取りましょう。
- 1:カード会社に見つかった旨を報告
- 2:警察にも見つかった旨を連絡
- 3:電話するときは「紛失届け」の時に、もらった番号を伝達
- 4:見つかったカードの処分
紛失届けを出している以上、カード見つかったら責任を持ってカード会社と警察に連絡を入れます。警察にも電話連絡でOKですが、所轄で異なるため出向く場合も。担当所轄に予め確認しておくといいでしょう。
どちらに電話する際も、紛失届を提出するときにもらった「届出番号」を用意するのを忘れないようしてください。
見つかったカードはどう処分する?ハサミで裁断すればOK
使えなくなったカードは、基本的にハサミで切って捨ててOK。しかし「いくら使えなくても、カードをゴミと一緒に出すのはちょっと気持ち悪い」という場合は、カード会社にカード回収を依頼すれば大丈夫ですよ。
カード回収用の封筒を送ってくれるので、見つかったカードをハサミで切って返送しましょう。クレジットカードの安全な処分方法をさらに詳しく知りたい方は、次の記事を確認してくださいね。

もしカードが見つかっても、利用することは不可能
失くしたカードが仮に見つかっても、利用停止したカードは二度と利用することができません。なぜなら、第三者がカードを拾って虚偽の報告をしている可能性が考えられるからです。
もしクレジットカードと一緒に、免許証や保険証、名刺などの身分証明書を落としていたら、自分の個人情報がバレてしまいますよね。通常、本人確認の情報は最大で次の5項目。
- 氏名
- 年齢
- 生年月日
- 現住所
- 電話番号
回答と登録情報が一致するかどうかで、本人確認を行なうのです。この5項目の内、2項目を2回間違えると本人でない可能性が高いと判断され、書類送付での確認に切替わります。
しかし身分証明書を見れば、本人以外でも簡単に「本人確認を通過」してしまえるのです。したがって、クレジットカード会社はセキュリティ上、利用停止したカードは使えないという対応を取っています。
海外でのカード被害とスキミング対策!カード会社への連絡が重要
ここまで、国内でカードを紛失した時の対処法について説明してきました。しかし、海外旅行を目的としてクレジットカードを作った方もいらっしゃるでしょう。
VISAカードやMasterCardは、世界中どこでも利用できて便利です。ここで、海外でのカード被害状況とその対策についても解説していきます。
カードを「紛失」したら、カード会社に指示してもらいましょう
海外でカードを失くした場合も、日本で紛失したときと対応手順はほぼ同じ。しかし、現地警察との言葉の壁が最大の問題となります。解決するには、やはり先ずカード会社に連絡をして指示を受けましょう。
各カード会社の連絡先は、国内と海外では異なりますので注意してください。
海外での連絡先は、渡航先の国によっても番号が異なります。
- 海外でもカード会社への連絡が最も重要となる
- 現地での行動はカード会社に指示してもらう
海外旅行でカードを利用する予定であるなら、カード会社の「海外の連絡先」をきちんと調べて出発するようにしてくださいね。
海外ではスキミング犯罪に要注意!ICカードを持っていこう
海外では、クレジットカードのスキミング犯罪が横行しています。実際にどのような手口で被害にあっているのか、海外特有の手口をご紹介しておきますのでご参考ください。
スキミング犯罪の手口
- カード裏面の磁気ストライプを読み取る
- スキミングマシンで気が付かない内に読み取られてしまう
カードの最も重要な磁気部分を、スキマ―と呼ばれるスキミングマシンで情報を盗む行為を「スキミング(skimming)」と呼びます。
こうしたスキミングの対策としては、ICタイプのカードを使うことです。ICカードであれば、スキマーで読み取ることはできないので安心できます。
ご自身のカードを確認して、海外旅行にはICタイプのカードを持っていきましょう。また、路地裏の怪しいショップでは、カード利用しないようにしましょう。
そうは言っても警戒するに越したことは無いので、カード利用するショップは良く選んで利用してくださいね。
カードには自分なりの「セキュリティ」が必要!
ほとんどのクレジットカードに、盗難補償と言う便利で安心な保険が付帯されています。しかし、きちんと利用していないと補償されない事態になることもあるので要注意ですね。
記事内でおすすめしたセキュリティの優れたカードでも、正しい利用方法をしなければ補償されない状況になります。
そうならない為にも、カードの暗証番号や保管方法をもう一度見直して、自分なりのセキュリティを実行しましょう。





