人生最悪の自己破産!それでも作れるクレジットカードをご紹介
返済がどうしても出来なくなって、最終的に人生最悪の出来事になる自己破産に陥ってしまったら、どうすれば良いのでしょう!?
クレジットカードが無いのでカード決済の多いネット通販の利用が出来ませんよね。
今回は、自己破産をした方がクレジットカードを持つことが出来るのか、出来るとすればどのようなカードなのか、自己破産をした方のクレジットカード事情について解説していきましょう。
なぜ判る!?自己破産するとブラックリストに載ってしまう
先ずは、自己破産するとどうして、全ての金融機関に判ってしまうのか、どのような状況になれば自己破産してしまうのかをご説明しておきたいと思います。
信用情報機関と言う言葉を聞いたことがあると思いますが、この機関にはクレジットカード利用のみならず、全ての借入情報が登録されるようになっています。
自己破産をするとブラックリストに載ることとなり、その証が登録されてしまうので、日本中の金融機関から借入をすることが出来なくなってしまうのです。
信用情報機関に異動が生じた記録がされると「延滞・破産手続・代位弁済」のいずれかが起きたことが判ってしまい、この状況に陥ることをブラックリストに載ると呼んでいます。
一目瞭然!?信用情報機関に登録されるブラック情報
信用情報機関に開示請求を行い、開示された書類を見ればご自分の状況がどのようになっているのか一目瞭然に判ってしまいます。
- 請求どおり・一部入金・未入金などが記号で記載されている
- 本人以外弁済・貸倒・法廷免責の文言が記載される
- 返済状況に異動欄があり、ここに発生日が記載される
上記の情報が記載されていて、情報を見ればどのような返済状況なのか直ぐに判ってしまうので、自己破産をしたことは記録を見れば直ぐに判ってしまうのですよ。
信用情報機関やブラックリスト情報については、当サイトに詳しい記事が掲載されています。記事の中では、信用情報機関に記載される内容について、判りやすく説明してありますよ。

カードを使い過ぎると返済不能に陥る!多重債務は自己破産の前兆
カードローンで無くとも、クレジットカードを使い過ぎると返済に困ることとなり、自己破産をするしか手段が無くなってしまいます。
- 利用しているクレジットカードの利用金額がいっぱいになった
- 欲しい物があるので、違うカードを利用して購入する
- そのうち2枚目のカードの利用金額もいっぱいになる
- 3枚目のカードを利用して、欲しい物の購入を続ける
- 返済金額で生活費が苦しくなったので、キャッシングを利用する
- 月々の支払いが更に増えてしまい、生活費が足りなくなる
- 何とかしようと、最後のカードはキャッシングのみ利用する
- 結局、どうにもならなくなり借金だけが膨らんでしまった
このような状況に陥ったかたを多重債務者と呼びますが、ここまで来れば既に自転車操業状態になっているので、自己破産の前兆と言って良いでしょう。
自己破産寸前!それでも最初は良いクレヒスの持ち主だった!?
多重債務者になって自己破産寸前の方も、最初はクレジットカードの審査も、消費者金融会社や銀行のカードローン審査も通過する、良いクレヒスの持ち主だったはずなのです。
借金を作ってしまう理由は様々ですから、一概に多重債務者が悪いと決めつけることは出来ないでしょうね。
- 知人の連帯保証人になっていて、知人が行方不明になった
- 親の会社が倒産し、自分の借入で生活しなければならなかった
- 会社を突然解雇されて、生活費が必要だった
- ギャンブル依存症になり、借金を重ねた
- キャバクラ、クラブ通いが癖になり借金が膨らんだ
多重債務になってしまう方の、借金を作ってしまった理由は、概ね上記のような状況でしょう。仕方のない状況の場合もありますし、強い自制心を持っていれば助かったケースもありますね。
自己破産者の方程式!?クレジットカードの現金化を行う
自己破産に陥ってしまう方には、ある方程式が存在していて、クレジットカード利用の場合カードの現金化を行ってしまうことですね。
もともとクレジットカードは、商品の後払いが出来るアイテムであって、キャッシングはあくまでも緊急事態に備えて利用するものなのですが、自己破産に陥ってしまう方はクレジットカードでさえも消費者金融会社のカードローン的な利用をしてしまうのです。
- キャッシングを限度額まで利用する
- ショッピング枠を利用してJRの新幹線回数券を購入する
- カードで購入した回数券をチケットショップに売って現金化する
- 現金化業者を利用して、カード自体を現金化してしまう
このように、ご自身の収入では返済出来なくなっているので、世の中で言うオーバーローン状態になってしまうので、この時点で既に自分では解決出来なくなってきているのです。
最終的には自己破産するしかない!?完全にブラックリスト入りする!
先の状況のように、クレジットカードを現金化して返済に充てていても、限界がありますからいつかどのカードからも借入をすることが出来なくなってしまいます。
生きて行くことが最も重要なことですから、多重債務者の方でも自己破産をすれば借金から解放されて、新しい人生を始めることが出来ます。
ただし、破産後の借入は10年間もの長い間一切出来ませんから、現金のみでの生活を余儀なくされます。
これまで、借入を続けて何とか返済期日にきちんと返済をしていたとしても、先に説明したとおり、自己破産は債務整理の一つですから完全にブラックリストに載ってしまいます。
- ブラックリストに載ったことは、周囲には判らない
- クレジットカード利用は出来ないので、様々な場面で不都合が生じる
- クレジットカードで身分証明するケースでは証明出来ない
- 現代は、様々な場面でクレジットカードが必要になっている
- 周囲と同じような生活は10年間出来ない
このように、クレジットカードを持つことが出来ないと周囲と同じような生活が出来なくなってしまうのは事実ですから、現代を生きていくにはカードを所有していない方は、信用の無い方として世間に冷たくされる結果になってしまうのですよ。
これなら出来る!?自己破産してもカードを持つ方法
先にも少し触れましたが、自己破産の場合10年間借入をすることが出来ない理由は、信用情報機関に情報が登録されてしまうからなのです。
その間にクレジットカードを持つことは出来るのでしょうか!?答えは「出来る!」です。ただし、純粋なクレジットではありませんが、クレジットカードと同じように利用することが出来ますよ。
自己破産しても持てるカード!三菱UFJデビット
自己破産した方が持てるカードでおすすめなのが、三菱UFJデビットカードですね。国際ブランド搭載のデビットカードは、クレジットカードと同じように利用することが出来ます。
クレジットカードとの唯一の違いは、カード利用時に代金が預金口座から即引落しされる点ですね。
三菱UFJデビットは審査が不要ですから、自己破産歴があっても簡単にカードを持てますよ。
三菱UFJデビットはVISA・JCBのどちらかのブランドを選ぶことができます。旅行好きの方ならハワイでカードを提示するだけでバスが無料になる特典やJCBプラザ、旅行保険が付帯するJCBの方が断然おすすめですね。
年会費も無料ですし、利用で0.2%自動キャッシュバックされる点も魅力です。
JCBブランド | VISAブランド |
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・海外旅行保険:最高3,000万円 ・国内旅行保険:最高3,000万円 ・海外ショッピング保険:年間100万円 ・不正利用補償:最大500万円 ・ハワイでカード提示でバス無料 ・JCBプラザ利用可能 ・キャッシュバック制 ・基本還元率0.2% |
・ショッピング保険年間100万円 (国内・海外問わず) ・不正利用補償:年間最大100万円 ・キャッシュバック制 ・基本還元率0.2% |
登録期間が過ぎればクレジットカードを作れる!最初の1枚が肝心
自己破産して5年(全国銀行個人信用情報センターは10年)経過すれば、信用情報機関への登録は削除されます。信用情報に事故情報が残っていなければ、クレジットカードを作ることができるでしょう。
ただし、登録期間終了後に申し込む最初の1枚は、慎重に選ぶ必要がありますよ。その理由をこれから解説していきます。
登録期間終了後の最初のカード選びは慎重に
一度審査に落ちてしまった後、すぐに他のカードを申し込むと、審査に通過する確率が大幅に下がってしまうのです。
その理由は、審査に落ちたという申込履歴が、信用を低下させてしまうことにあります。
申込履歴は信用情報に半年間残りますから、まずはクレジットカードを持つことを大前提に選ぶ事をおすすめします。
クレジットカードを1枚でも持つことができれば、2枚目以降はとても審査に通りやすくなりますからね。その理由は1枚目のクレジットカードヒストリーが信用度を高めてくれるからです。
カード発行をお急ぎの方ならACマスターカード
ACマスターカードは消費者金融系のクレジットカードで、審査基準が独自です。
ACマスターカードはクレヒスを積み重ねたい方に初心者の方にもおすすめのクレジットカードで、カード利用分の0.25%が自動キャッシュバックされますから、ポイント交換の手続きが不要な点も魅力的です。
年会費が無料で、即日発行にも対応していますので、お急ぎの方にもおすすめですね。
自己破産して5年、全国銀行個人信用情報センターの場合は10年経過すれば、信用情報機関への登録は削除されますが、中には削除されずにそのまま登録されているケースや、削除されていても審査に通らないケースも稀にあります。
削除されずに事故情報が登録され続けてしまうケース
信用情報機関への登録、削除は、各機関が会員の依頼を受けて登録するのが基本ですが、10年経った時に自己破産した時の金融会社が、削除を申し出ることはありません。
各機関の判断で情報が削除されるのですが、債権者(元々お金を借りていた企業)が多い場合は、全ての情報が削除されずに残ってしまう場合もあるのです。
この場合は、ご自身で信用情報機関に問い合わせを行い、登録情報を削除してもらう必要があるのです。
情報の開示は、ご自分でも請求出来ますので、10年経過した時点で開示請求を行い、確認しておくことをおすすめします。

開示資料で確認済!削除されたのに、審査に通らないケース!?
ご自身で開示請求を行い、事故情報が削除されているのを確認してクレジットカードを申込んだのに、審査に通らない場合もあります。
原因は、10年間借入をしていないので登録情報が削除されたと言うことは、全く借入をしていない状況になりますよね。
- 10年間借入の履歴が全くないホワイト状態
- 大抵この場合は、債務整理者として推定出来る
- 登録情報が消えても、過去の事実をカード会社は判断することが出来る
- 言い換えれば、前科があるので審査には慎重になる
このような状況で、情報が消えたとしてもカード会社は過去に何があったか判断することは出来ますので、その時の状況で審査は慎重になるのですよ。
このような理由により、審査時に過去の取引状況や履歴を重視する一般的なカード会社で、事故情報登録期間終了後の最初の1枚を申し込むのは、審査に落ちてしまう可能性が高くなってしまうのです。
事故情報登録期間終了後の最初の1枚は、審査ハードルが低いカードを選んだ方が無難でしょう。
自己破産しても大丈夫!ポジティブに生きて行くことが大切です
自己破産に陥ってしまうと、人生は最悪だと思ってしまうでしょう。借入は出来なくなりますし、クレジットカードも作ることが出来なくなってしまうのですからね。
ですが、三菱UFJデビットなど、デビットカードを上手く利用すれば、クレジットカードや借入が出来なくても、工夫次第で問題なく生活することは可能になってくるのです。
また、信用情報に登録される期間を終了すれば、またクレジットカードを作る事ができますから、自己破産しても、前向きにポジティブに生きていくことが最も大切だと思いますよ。





