マイルの基本が解るクレジットカード利用術!【初心者マイラー向け】
マイルを貯めるなら、航空系クレジットカードは必須アイテム!でもマイレージに関する知識無しにカードを上手く使いこなすことはできません。
そこで初心者マイラー向けに解りやすい利用術をお届けします。航空券を手に入れるため、無駄のないマイル獲得を目指しましょう。
最後におすすめマイルが貯まるクレジットカードを、マイレージ種類別にご紹介しています。こちらも是非ご参考になさってくださいね。
マイルを貯める前に!マイレージサービスの知っておきたい基礎知識
さっそく、マイルを貯める前に知っておきたい基礎知識を、初心者の方にも解りやすくご紹介していきます。
「マイル」と「マイレージ」の違い
マイルについての解説文を読むと、「マイル」の他に「マイレージ」という言葉も出てきます。一体どちらが正しいのでしょう?またその意味に違いはあるのでしょうか?その答えがこちらです。
航空会社のサービスプログラムのこと
航空会社が提供しているポイント(マイレージのポイント)のこと
「マイル」はクレジットカードのポイントに当たるもので、「1マイル」「1,000マイル」といった単位としても使われます。一方で「マイレージ」は、マイルを運用するプログラム全体を指しています。
あなたがマイルを貯めたいのなら、数ある航空会社から一つを選び、そのマイレージプログラムに参加登録しなくてはなりません。
それによってその会社の飛行機に乗るたびマイルが貯まり、貯めたマイルは特典航空券などに利用できます。
また、今お持ちのクレジットカードのポイントをマイルに移行する際にも、マイレージへの参加登録が不可欠です。
主に国内で利用されるマイレージには4種類ある
マイルを貯めるにあたっての最初の問題は、どのマイレージを選ぶかです。世界には航空会社の数だけマイレージが存在しますが、国内で使いやすいマイルというと、やはりその数は限られてきます。
日本でメジャーな航空会社はANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空の4社。それぞれ固有のマイレージプログラムを持っています。
- ANA(全日本空輸):ANAマイレージクラブ
- JAL(日本航空):JALマイレージクラブ
- デルタ航空:スカイマイル
- ユナイテッド航空:マイレージプラス
マイレージ選びは航空会社のアライアンスが重要なポイント
次に、マイル獲得に欠かせない重要な要素「アライアンス」についてご説明しましょう。アライアンスとは航空会社のネットワークのことで、航空連合ともいいます。
同じアライアンスに所属する航空会社同士なら、マイルの獲得と利用ができますが、アライアンスが異なると貯めたマイルを利用できないのです。
つまり、JALカードで貯めたマイルは、別のアライアンスであるANAでは利用出来ないということなのです。以下は、現存する3つのアライアンスと主な加盟航空会社の一覧です。
アライアンスの種類 | 加盟する主な航空会社 |
---|---|
【スターアライアンス(Star Alliance)】 参加航空会社27社 191ヶ国、1,250以上の空港に就航 |
ANA ユナイテッド航空 アドリア航空 エーゲ航空 中国国際航空 タイ国際航空 ニュージーランド航空 アシアナ航空 オーストリア航空 エジプト航空 シンガポール航空 クロアチア航空 その他 |
【スカイチーム(Sky Team)】 参加航空会社19社 175ヵ国、1,150以上の空港に就航 |
デルタ航空 エールフランス航空 大韓航空 中国東方航空 チャイナエアライン ベトナム航空 アリタリア航空 KLMオランダ航空 アエロメヒコ航空 ケニア航空 ミドル・イースト航空 その他 |
【ワンワールド(oneworld)】 参加航空会社14社 世界160ヵ国、1,000以上の空港に就航 |
JAL アメリカン航空 British Airways キャセイパシフィック航空 Finnair イベリア航空 LATAM Malaysia Airlines カンタス航空 Qatar Airways ロイヤルヨルダン航空 S7 Airlines SriLankan Airlines Fiji Airways Royal Air Maroc(2020年加盟予定) |
さきほどご紹介した4航空会社の所属アライアンスは以下の通りです。
- ANA(全日本空輸) → スターアライアンス
- JAL(日本航空) → ワンワールド
- デルタ航空 → スカイチーム
- ユナイテッド航空 → スターアライアンス
この中のANAとユナイテッド航空は同一アライアンスに所属しているので、いずれか片方のマイレージに参加していれば、どちらのフライトマイルも積算できます。
つまり所属するアライアンスの規模が大きければ大きいほど、マイル獲得のチャンスは増え、マイルの使い道も広がるという訳です。
ご注意!同一アライアンス内のマイル合算には事前登録が必要
ただし同じアライアンスに所属する航空会社も、マイレージプログラムはそれぞれまったくの別物。積算率もバラバラならルールも異なるため、フライトマイルは単純に合算できるものではありません。
例えばANAとユナイテッド航空は同じアライアンスに属していますが、一旦それぞれのマイルが別々に積算されてしまうと、原則として合算も移行もできなくなってしまいます。
そこで通常は、チケット予約の時点で貯めたいマイルの種類を決めておき、そのマイレージ会員番号を申告します。
こうすることで、同一アライアンス内の異なるフライトマイルを、あなたの希望するマイルとして貯めることができるのです。
- 貯めたいマイルの種類を絞る
- 参加するマイレージはアライアンスも考慮して選ぶ
事後登録ができる航空会社もありますが、期限がありますし手間ですから、やはり予約時に登録することをオススメします。
サービス内容で徹底比較!タイプ別に選ぶ航空各社のマイレージ
航空会社の数だけマイレージプログラムがあることをお伝えしましたが、では実際にはどのマイレージを選ぶべきなのでしょう?
ここからは、日本でメジャーなANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空4社のマイレージサービスをそれぞれ比較検討してみたいと思います。
要注意!有効期限が切れるとマイルは失効してしまう
マイルと交換する航空券のことを「特典航空券」と言いますが、この特典航空券は交換マイル数が多いほど還元率が高いため、大量のマイルを貯めて一気に交換する方がお得です。
また交換マイル数が足りない場合を想定して適当なマイル移行先も必要ですが、これもまた航空会社によってかなり差があるのです。
徹底比較!4社マイルの有効期限と移行先
航空会社 | ANA | JAL | デルタ | ユナイテッド |
---|---|---|---|---|
マイル 有効期限 |
3年 | 3年 | 無期限 | 無期限 |
アライアンス (航空連合) |
スター アライアンス |
ワンワールド | スカイチーム | スター アライアンス |
譲渡 | 不可 両親・子供・配偶者 のみ可能 |
不可 両親・子供・配偶者 のみ可能 |
誰でも可能 | 誰でも可能 |
移行可能な ポイント |
楽天Edy nanaco 楽天スーパーポイント Tポイント 等 |
Ponta WAON dポイント Suica 等 |
無し | 無し |
でもこれだけではまだマイレージを絞り込むには不十分です。そこで更に、各社マイレージのメリットとデメリットを詳しく見ていくことにしましょう。
航空会社4社のマイレージサービスのメリット・デメリットをそれぞれご紹介していきます。
ANAマイレージのメリット!陸マイラーもお得
先ずはANAマイレージのメリットから。先にご説明した通りANAはスターアライアンスに所属しており、就航都市数は1,250以上とトップクラス。
貯められるマイルの種類も多く、特典航空券の選びやすさも一番です。また現在発行されているクレジットカードの種類も多様で、ポイントへの移行がしやすいのも特徴です。
ANAマイレージのメリット
- 提携航空会社が多く豊富な航空券と交換できる
- 国内便が充実していてマイルが貯めやすい
- 特典航空券以外にもマイルを有効活用できる(ANA SAYコインと交換 等)
- クレジットカードの種類が多く移行先のポイントが豊富
- ANAクレジットカードは更新時にボーナスマイルが付与
(フライト利用がなくてもマイルが貯まる)
ANAクレジットカードには、フライト利用がなくても更新時にはボーナスマイルが加算されるため、いわゆる陸マイラーにもメリットがあります。
ANAマイレージのデメリット!特典航空券が取りにくい?
次はANAマイレージのデメリットです。ANAは人気が高いせいで特典航空券がとりにくいと言われています。
また「ブラックアウトデイト」とは特典航空券の扱いがない期間のことを言いますが、ANAにはこの設定日が多く、なおさら予約が取りにくいという事情があります。
そこでどうしても予約が取れないという時には、同じアライアンスのユナイテッド航空を使うという方法もあります。①ANA→②ユナイテッドという順に検索すると、効率よく空席を見つけることができますよ。
ANAマイレージのデメリット
- ブラックアウトデイトの設定日が多い
- 人気が高く特典航空券が取りにくい
- 燃油サーチャージ費用が別途必要
- マイルの有効期限が3年
- マイルを他人へ譲渡できない(配偶者・両親・子供は可能)
- シーズンによって特典航空券の必要マイル数が変動
ANAマイレージサービスに向くのはこんな方
総合すると、ANAマイレージサービスに向くのは以下のような方です。出張や旅行で国内便をよく利用するファミリーにはピッタリですね。
- 国内便の利用が多い
- ファミリーで旅行を楽しみたい(家族のマイル合算が可能)
- セブンイレブンやENEOSをよく利用する(ANAカードマイルプラス加盟店)
- ショッピングでも積極的にマイルを貯めたい(提携クレジットカードの種類が多い)
- 台湾へよく行く
(航空連合にエバー航空があり便数が多い&台湾在住者向けANAカードがある)
また普段よく使うお店もチェックしてください。ANAカードをお持ちなら、セブンイレブンなどのANAカードマイルプラス加盟店で効率よくマイルを貯められますよ。
JALマイレージのメリット!ディスカウントマイルでお得
では次に、JALマイルについて見ていきましょう。JALマイルも各種ポイントへの移行が可能なので、貯めたマイルが無駄になりません。
JALマイレージのメリット
- 国内便が充実していてマイルが貯めやすい
- 移行可能なポイントの種類が多い
- 特典航空券以外にマイルを有効活用できる(e JALポイントに交換)
- 繁忙期も必要マイル数に変動がない
- ディスカウントマイル、JALカード割引がある
- どこかにマイルサービスにより6,000マイル(通常の半額分)で往復特典航空券に交換できる

JALマイレージのデメリット!ボーナスマイルが搭乗条件
JALマイレージのデメリットというと、やはりANAと同様、マイル有効期限3年という足かせでしょう。特に飛行機利用の少ない方にとって、マイルの利用は時間との戦いです。
JALの場合、毎年貰えるボーナスマイルは飛行機搭乗が条件となっている点が、陸マイラーの方にはやや不利かもしれません。
JALマイレージのデメリット
- 人気があり特典航空券が取りにくい
- 燃油サーチャージ費用が別途必要
- マイルの有効期限が3年
- 他人への譲渡が不可(配偶者・両親・子供は可能)
- JALのボーナスマイルは搭乗しないと貰えない
ただ、JALマイルが貯まるクレジットカードはマイル移行手続きが一切不要で、カード利用の都度マイルが直接貯まりますので、手続きの無駄を省くことが可能です。
JALマイレージサービスに向くのはこんな方
JALマイルは搭乗しないとボーナスマイルがもらえないことや、ディスカウントマイル等の割引もあることから、年間1回以上は飛行機に乗る方が有利です。
また普段お使いのコンビニの種類にもご注目ください。JALカードで決済すれば、ファミリーマートを始めとするJALカードの特約店でもマイルが貯まります。
- 国内便をよく使う
- 少ないマイル数で旅行を楽しみたい方
- ファミリーで旅行を楽しみたい(配偶者や子供のマイル合算が可能)
- ファミリーマートやENEOSをよく利用する(JALカード特約店)
- 香港によく行く(キャセイ・パシフィックが航空連合のメンバーでチケットが取りやすい)
デルタ・スカイマイルのメリット!マイルの有効期限がない
次に海外の航空会社に移りましょう。デルタ・スカイマイルにはブラックアウトデイトがないため、特典航空券が取りやすいというメリットがあります。
しかもスカイマイルは永久不滅ですので、期限を気にせずじっくり貯めることできますし、誰かにプレゼントもできます。
デルタ・スカイマイルのメリット
- 有効期限がなく大量のマイルを貯めることができる
- 特典航空券の予約がとりやすい
- マイルを他人へ譲渡できる
- 燃油サーチャージ料が不要
- ブラックアウトデイトがない
- 足りない分のマイルを現金で買い足すことができる
デルタ・スカイマイルは家族や友人にマイルを譲渡できたり、必要マイル数に足りない場合でも現金で不足分を購入できたりと、とても融通の効くマイレージプログラムです。
デルタ・スカイマイルのデメリット!就航都市が少ない?
デルタ・スカイマイルのデメリットとしては、特典航空券との交換に必要なマイル数が、国内マイレージより若干高いという点が挙げられます。
一方で航空券が取りやすいので、一勝一敗といった感じですね。
デルタ・スカイマイルのデメリット
- 特典航空券に必要なマイル数が多い
- 他のポイントへ移行交換不可
- 国内向けショッピングサイトがない
デルタ・スカイマイルに向くのはこんな方
デルタ・スカイマイルがピッタリなのは、海外旅行でマイルをゆっくり貯めたい方です。飛行機利用の多い方は、JALやANAマイレージをメインに、デルタ・スカイマイルをサブに使い分けるのもひとつの手でしょう。
- 飛行機の利用機会が少ない(有効期限が無期限でゆっくりマイルが貯められる)
- マイルの活用は特典航空券以外には考えていない
- 友人や恋人との旅行を楽しみたい(マイルを友人や恋人へ譲渡できる)
- 国内旅行より海外旅行に行く頻度が高い
ユナイテッド・マイレージプラスのメリット!マイルが無期限
ユナイテッド航空はANA同様、就航都市数最多のスターアライアンスに加盟しており、特典航空券の選択肢が多いこともユナイテッド・マイレージプラスのメリットです。
また、お買い物で効率よくマイレージプラスのマイルを貯められる「MileagePlus Shopping Japan」がありますので、こちらの利用でも手軽にマイルを貯められます。
ユナイテッド・マイレージプラスのメリット
- マイルの有効期限は無期限
- 就航都市数が多く選択肢が多い
- 燃油サーチャージ料が不要
- マイルを他人へ譲渡できる
- マイルで片道航空券が取れる
- 国内向け「MileagePlus Shopping Japan」でもマイルが貯まる
ユナイテッド・マイレージプラスのデメリット!予約が取りにくい?
一方、ユナイテッド・マイレージプラスのデメリットとして、海外便の予約が取りにくいと言う方もいます。
ユナイテッド・マイレージプラスのデメリット
- 他のポイントへ移行交換不可
- 人気が高く特典航空券の予約が取りにくい
- クレジットカードの種類が少ない
どのマイレージにせよ特典航空券の数量には限りがありますから、ライバルより一足先に特典航空券の予約を押さえる必要があるのです。
ユナイテッド・マイレージプラスに向くのはこんな方
ただユナイテッド航空のマイルには期限がないので、たとえ希望の特典航空券が手に入らなくてもチャンスは無限にあります。
- 飛行機の利用機会が少ない(有効期限が実質無期限でゆっくりマイルが貯められる)
- マイルの活用は特典航空券以外には考えていない
- 友人や恋人との旅行を楽しみたい(マイルを友人や恋人へ譲渡できる)
- 国内より海外旅行に行く頻度が高い
マイレージブラスが貯まる国内向けショッピングサイトもあるので、飛行機に乗らなくてもコツコツ貯めていくことができます。陸マイラーでも安心ですね。
一方、ANAやJALの国内マイルは、有効期限が3年で譲渡は家族のみといった縛りがあるものの、ポイントへの移行も可能で、基本的に使い勝手が良いのが特徴です。
効率よくマイルが貯まる!マイレージ種類別おすすめクレジットカード
マイルが貯まるクレジットカードに入会すると、フライト以外にもマイル獲得のチャンスが多数あります。そんなおすすめのマイル系クレジットカードを、マイレージ別にご紹介します。
ANAマイルが無期限で貯まる!ANAアメリカン・エキスプレス・カード
ステイタスが高いアメックスは、通常の一般カードでも年会費が12,000円(税別)かかります。しかし、ANAアメリカン・エキスプレス・カードなら年会費が7,000円(税別)と、とてもリーズナブルな価格で持てる大変お値打ちなカードです。
ANAマイルの有効期限は3年です。期限が過ぎるとマイルが失効してしまうため、少ないマイル数で交換できる国内特典航空券に交換する方も多いと思います。ですが、マイルは国際線の長距離便の方が、1マイルの価値が断然高くなるのです。
ANAアメックスなら、年間参加費6,000円(税別)をプラスして「ポイント移行コース」に登録すればポイントを無期限で貯められて、そのポイントをマイルに移行できます。つまり、実質的に無期限でANAマイルを大量に貯めることができるのです。
これを利用すれば、マイル価値が高い国際線特典航空券も狙えますね。
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの海外旅行保険は、同行する家族も一緒に補償される家族特約付きですから、ご家族での旅行も安心して楽しめます。
また、利用できる空港ラウンジも同伴者1名まで無料で利用できる充実ぶりです。ゴールドカード級のサービスが利用できるのも、このカードの大きな魅力と言えるでしょう。
ANAアメリカン・エキスプレス・カードだけの特典として、ANAグループでの航空券や機内販売、旅行商品などの購入に利用すれば、ポイントが1.5倍になりますよ。
陸マイラーにおすすめ!ANAマイルが貯まるANA VISA Suicaカード
ANA VISA Suicaカードは、クレジット機能・ANAカード機能・交通系電子マネーSuica機能の3つが1枚に詰まった、格安で持てるコスパ重視の方におすすめのクレジットカードです。
定期券の購入やSuicaチャージ、普段のお買い物でポイントが貯まり、貯まったポイントは、1ポイント→5マイルに手数料無料で交換が可能です。
年会費に加えて6,000円(税別)で10マイルコースを選べば、1ポイント→10マイルの高レートで移行可能です。
ANA VISA Suicaカードは、通勤でJR東日本を利用する方なら効率よくマイルを貯められる1枚で、電子マネーSuicaを利用する方にもおすすめのクレジットカードですよ。
また、毎年1,000マイルのボーナスマイルがプレゼントされる為、搭乗の機会が少ない方でもマイルが貯まりやすい点も魅力の1つですね。
JALマイルを貯めるならこのカード!JALカード Suica
JALマイルを貯めている方なら、通勤や通学でも効率よくマイルを貯められるJALカード Suicaが一押しですね。このカードは電子マネーSuicaが搭載されたカードで、Suicaチャージや乗車券購入でJRE POINT(ポイント)が3倍貯まります。
貯まったJRE POINTはJALマイルに交換できる上に、JRE POINTは実質有効期限が無期限ですから、焦らずじっくりマイルを貯められるメリットも大きいですよ。
普段のお買い物で直接JALマイルも貯まりますし、搭乗ごとに10%のボーナスマイルも貰えますから、陸でも空でも効率よくマイルを貯められる1枚ですね。
JALタッチ&ゴーサービス機能により、空港でチェックインすることなくスマートに入退場できる他、JRホテルグループの宿泊が最大20%OFF、多くのカラオケや飲食店での割引など、優待も豊富なクレジットカードですから、日常生活もお得に楽しめる1枚です。
ゴールドカード並みのサービスが魅力!JALアメックス・カード
JALアメリカン・エキスプレス・カードは、年会費6,000円(税別)で、一般のゴールドカード並のサービスが付帯しています。
ステイタスが高いことで有名なアメックスブランドは、通常のグリーンカードでも年会費12,000円(税別)です。
JALアメリカン・エキスプレス・カードの年会費ならグリーンカードの半額にも関わらず、アメックスブランドが搭載されたお値打ちカードですよ。
空港ラウンジ同伴者1名無料サービスや、世界の提携ホテルやショップを優待価格で楽しめるアメリカン・エキスプレス・コネクト(LIVE THE WORLD)も利用できるグレードの高いサービスが揃うおすすめの1枚です。
当サイトでは、ANAマイルやJALマイルを効率よく貯める方法もご紹介してますので、是非ご覧頂き効率よくマイルを貯めてくださいね。

コスパ最強!デルタ スカイマイルJCBテイクオフカード
さて次は、デルタ航空スカイマイルが貯まるおすすめのクレジットカードのご紹介です。
まずは、デルタ スカイマイルJCBテイクオフカードです。このカードは低コストでマイルが効率よく貯まるので、コストを抑えたい方におすすめのクレジットカードです。
年会費わずか1,500円(税別)と安く、100円利用につき1マイルが貯まります。デルタ航空券ならその2倍のマイルが貯まって更にお得ですよ。
電子マネーQUICPay(クイックペイ)を追加発行できますし、QUICPay利用でもマイルを貯めることが可能です。
また、最高2,000万円の海外旅行保険が自動付帯しており、たびらば優待など旅行関連サービスも充実していますので、低コストで旅行を楽しみたい方には一押しのクレジットカードと言えるでしょう。
上級資格が貰える!デルタ スカイマイル アメックス・ゴールド
アメックスの中でもステイタスが高いアメックス・ゴールド・カードの年会費は29,000円(税別)です。
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの年会費は26,000円(税別)で、アメックス・ゴールドの特典に初年度ゴールドメダリオンの資格がプラスされる分、とてもお値打ちの仕上がりとなっています。
次年度以降もカード利用額に応じてデルタの上級資格が付与されます。
アメックスならではのサービスグレードの高さもさることながら、以下のようにボーナスマイルのチャンスが多いという特徴もあります。
・入会時:8,000マイル
・更新時:3,000マイル
・初回フライトボーナス:エコノミー10,000マイル、ビジネス25,000マイル
・海外カード利用:1.5倍
お買い物や公共料金の支払いなど、通常のカード利用で100円につき1マイル獲得できる上に、デルタ航空での利用はマイル獲得率が3倍、ゴールドメダリオン特典と合算すると11%(1米ドル100円換算)と超高還元となります。
- 運賃に応じて1米ドルにつき8マイル付与
- 優先搭乗や優先空席待
- 到着時に優先的に荷物を受け取れる
- 豪華なスカイチームラウンジを同伴者1名も無料で利用できる
メダリオンの資格は待ち時間なく優先的にチェックインもできますし、スカイチームVIPラウンジを無料で利用できる他、空席状況に応じて座席をグレードアップしてくれますので、疲れる事なく飛行機を利用できますよ。
次年度以降も年間100万以上の利用でシルバーメダリオン、150万以上の利用でゴールドメダリオンの資格が継続できますから、是非このカードに決済を集中させましょう。
ユナイデット航空のマイルがよく貯まる!マイレージプラスセゾンカード
最後にユナイデット航空マイレージプラスが貯まるクレジットカードをご紹介しましょう。
MileagePlusセゾンカード(マイレージプラスセゾンカード)は、クレディセゾンとユナイテッド航空が提携して発行するクレジットカードです。
マイレージプラスセゾンカードは年会費1,500円(税別)と格安ですが、海外旅行に安心な保険が充実しています。
ショッピングマイルは1,000円で5マイル換算、追加年会費5,000円(税別)で15マイル換算にアップします。
マイレージプラスセゾンカードは、低い年会費で保険も充実して、しっかりマイルを貯めたい方におすすめのクレジットカードですね。
特に普段さほど飛行機を使わない方にとって、有効期限内に必要マイルを貯めるには、ショッピングマイルも稼げるカードが不可欠ですね。
特典航空券だけじゃない!マイルを有効に活用する方法と注意点
マイルを有効期限切れで失効させないためには、タイミングよく使い切ることが大切です。
この章では、マイルを無駄なく活用する方法とマイレージの注意点についてご説明します。
マイルには主に3つの使い道があるが特典航空券がお得
マイルは航空券との交換が一番お得ですが、実際には3通りの選択肢があります。
- 特典航空券で飛行機に無料で乗れる
- 座席のグレードアップができる
- 商品・他社ポイント・電子マネーに交換できる
航空券は普通に購入し、座席のアップグレードだけにマイルを使うのも良い活用法です。貯めたマイル数によって、以下のように座席を1ランクアップすることができます。
- エコノミークラス → ビジネスクラス
- ビジネスクラス → ファーストクラス
マイルは商品や電子マネーとの交換も可能ですが、結果的に還元率は低くなってしまいます。
お得な活用法としては、やはり「ショッピング・電子マネーにはポイントを使う」「航空券にはマイルを使う」が原則ですね。
妥協も必要?特典航空券はいつも取れるとは限らない
特典航空券との交換こそ一番お得なマイル活用法ですが、それには幾つか注意点もあります。
まずはブラックアウトデイトのことです。国内航空会社のANAにはブラックアウトデイトが設定されており、この期間は特典航空券が取れません。
航空券ばかりにこだわらず、座席のアップグレードにマイルを使うのも妥協案のひとつですね。
航空券の交換はシーズンで必要マイル数が変わる場合も
またシーズンや時期によっても、航空券への交換に必要なマイル数が変動することがあります。
ANAマイレージでは、1年を「ローシーズン」「レギュラーシーズン」「ハイシーズン」の3パターンに分け、シーズンによって交換必要マイル数が変わります。
JALやユナイテッドにはそのような変動はありませんが、ならば必ず予約が取れるかというと、そうとは言い切れないところも。
利用客の多いシーズンは、どの航空会社でも予約が取りにくくなるのは同じことです。
ANA SAYコインとe JALポイントでマイルを有効活用
希望通りの特典航空券が入手できないからといってそのまま放置していると、ANAやJALマイレージの場合、有効期限が迫ってきます。
そんな時にも、マイルを無駄にしないで済む良い方法を知っていれば慌てることはありません。それがANA SAYコインとe JALポイントです。
ANA SAYコインとe JALポイントは、交換すると電子クーポンとして利用できるので、マイル有効期限対策に大活躍してくれます。
- 【ANA SAYコイン】:ANAマイレージクラブ
- 【e JALポイント】:JALマイレージバンク
ではそれぞれの特徴について順にご説明しましょう。
ANA SAYコインでマイルの有効期限が延長できる!
もしも交換可能なマイルを貯めることができないまま3年の有効期限が近づいても、ANAマイレージなら焦らなくて大丈夫。
さっさとANA SKYコインに交換して使ってしまいましょう。
こうすることで失効間近のマイルでも、さらに1年間有効活用できます。
ANA SAYコインでできる事
- 1マイルから交換できる
- 1マイル → 1コイン
- 10コイン=10円として利用可能
- 有効期限は1年間
- パッケージツアー等の旅行商品に利用可能
- 燃油サーチャージの支払いに充当できる
- 他社ポイントからの交換も可能
- 変更やキャンセルによる払い戻しが可能
e JALポイントは交換レートが高くてお得
JALマイレージバンクにも同様にe JALポイントがあります。こちらもANA SKYコインと同様に使えますが、交換レートが高くてよりお得です。
ただ交換に必要な基本のマイル数が多く、使い勝手はやや悪いかもしれません。
しかし利用は1ポイントから可能で、無駄なく使い切れますし、交換の度に残高ポイント全てに1年延長が適用されるという利点もあります。
e JALポイントでできる事
- 5,000マイルから交換可能
- レートは5,000マイル→5,000ポイントまたは10,000マイル→15,000ポイント
- 1ポイント=1円相当として利用可能
- 有効期限は1年間
- 交換の度に全ポイント残高の有効期限が更新(1年延長)
- 航空券やJALパックツアーの購入に使える
- 燃油サーチャージの支払いに充当できる
- 航空券取消時に払い戻しが可能
状況に応じて、ANA SAYコインやe JALポイントも是非活用してみてくださいね。
座席のグレードアップや航空会社独自のポイントへの交換なども可能ですので、希望の特典航空券が取れない時には柔軟に対応しましょう。
マイル系クレジットカード選びにはマイレージの基礎知識が不可欠
ピッタリのカードを選べば、上手にマイルを貯めることができます。フライトマイルだけでなくショッピングマイルも賢く貯めて、是非ご希望の特典航空券の獲得を目指しましょう。
とはいえ、特典航空券以外にもポイントへの交換や座席のアップグレードなど、様々な使い方があります。保有マイル数や期限、旅行の予定等を総合的に考えて、ベストな使い方を探ってくださいね。





